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2025/10/24 山高ブログ

令和7年度 〈10月24日 地域連携防災訓練〉

【10月】

〈10月24日 地域連携防災訓練〉

 本日、本校では地域の消防署・自治会の皆様のご協力のもと、「地域連携防災訓練」を実施しました。
 生徒達は、消火訓練・起震車体験・煙体験・応急救護訓練の4つの体験を通して、防災への意識を高めました。

 消火訓練では、実際に消火器の使い方について説明を受けました。
 「水ではなく粉が出る」という話に、驚いた様子の生徒達。
 消防署の方から「火を消すときは、火に酸素を吸わせないことが大切」と教わり、粉末を下向きに噴射する理由を学びました。
 また、消火器の使用時間がわずか12秒ほどしかないという事実にも、生徒たちは驚きの声を上げていました。

 

 起震車では、震度5・6・7の揺れを実際に体験しました。
 立っていられないほどの強い揺れに驚きつつ、思わず声を上げる生徒の姿も見られました。
 地震の揺れの大きさを肌で感じる、貴重な体験となりました。

 

 煙体験では、視界の悪い空間の中を低い姿勢で移動する練習を行いました。
 床に手をついて進むことで煙が薄くなることを体感し、実際の避難時に落ち着いて行動することの大切さを学びました。

 

 最後は、心臓マッサージとAEDの使い方について学びました。
 声を出して救助を呼びかける練習では、少し恥ずかしそうにしながらも、一生懸命に取り組んでいました。

 

 今回の防災訓練を通して、生徒達は、さまざまな体験を通じて防災への理解を深めることができました。
 高校生として、自分の身を守るだけでなく、周囲の人を助ける意識を持つことの大切さにも触れる機会となりました。
 今日の経験を通して得た気づきを、今後の生活にも活かしていけることを期待しています。
 ご協力くださった地域・消防署の皆様に、心より感謝申し上げます。