第107回全国高等学校野球選手権大会 東東京大会 2回戦

2025/07/10

2025年7月7日(月)、第107回全国高等学校野球選手権大会東東京大会2回戦を都立広尾高校さんと行いました。

 

結果は下記の通りです。

今年の夏の大会のテーマは「上手くやろうとせずにかます」こと。

初回から大山打線が三連打で1点を先制し、なおも5番矢口の強烈なレフトへのあたりは相手守備に阻まれ、3塁ランナーはタッチアップを試みるもののホームでアウトとなる刺激的な展開から始まりました。

その裏、走塁後の平田の呼吸が戻らないまま、珍しく制球が定まらない投球が続き、甘く入ったボールも相手打線に捉えられるなど一気に4点を失う厳しい展開が続きます。

しかし、2回以降は最少失点で相手打線を抑え、後半に望みを懸けます。

 

後半7回、大山打線が「かまし」ます。チャンスを作ると2点を返し、なおも8回に1点を追加します。8回1死1、2塁から相手ピッチャーはエース古荘君に。球場全体が今日一番の盛り上がりを見せる中、2死満塁までもっていくもの、最後の一本が出ず、逆転とはなりませんでした。

その裏、サード田口の負傷及び室田が二度も足をつるなど、体力の限界を迎え一気に離されてしまい、試合終了となりました。この猛暑の中、3時間近くの試合となりフィジカル面で大きな課題も感じた試合となりました。

 

3年間過ごしてきた、彼らとの夏があっという間に終わってしまいました。まだ、練習を試合を一緒にやりたいと思えるチームになったのも、今の3年生の人柄や姿勢がとても大きいと感じています。

色んな選手がいる中で、この学年は懐が広く、互いに認め合って、支えあって野球に取り組むことができた代です。だから、ここまで成長できたんだと強く感じています。少しもバットに当たらなかった選手、途中から強引な勧誘を受けて入部した選手、サボりくせがあるけど野球の好きな選手、だらしないけれどチームを引っ張ってくれる選手、どんな環境でも野球に素直に取り組んでくれた選手、そして、野球が大好きで、常に上手くなることに貪欲な選手、選手のために一生懸命なマネージャー、皆が本当に成長したと感じる試合でした。

私と一緒に大山高校に入学し、一緒に野球をやる中で、少しでもこの学校に入学してよかったと思ってもらえたら私としては嬉しい限りです。私の3年間は、この子たちのおかげで本当に充実していました。感謝の想いで一杯です。「ありがとう」

 

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保護者の方々をはじめ、OB関係者、応援本当にありがとうございます。悔しい想いを胸に、また次に向けてスタートします、これからもどうぞ宜しくお願いします。

 

監督 馬場拓己