令和6(2024)年度秋季東京都高等学校野球大会一次予選

2024/09/09

2024年9月7日(土)、本日は令和6(2024)年度秋季東京都高等学校野球大会一次予選をvs国士館高校さんと行いました。

結果は以下の通りです。

 

試合結果

1回表 P平田が1番バッターをPゴロで打ち取る最高の出だしでスタートしますが、2、3番の連続ヒット、4番のフォアボールでピンチを招くと5番のタイムリー、6番の内野安打で4点を失います。

 

2回表、9番にヒット、1番のセーフティバントがエラーとなり、この回も相手打線にタイムリーヒットを打たれ、さらに厳しい展開に追い込まれます。

 

しかし、大山も粘りを見せます。3回から先発平田がテンポの良いピッチングで相手打線を抑えます。さらにキャッチャー小林の盗塁阻止や牽制アウトなど見られ、3回、4回と国士館打線を0に抑えます。

 

そして、この守備の良い流れが大山に勢いをつけます。4回裏、室田がフォアボールで出塁すると、続く小林も出塁し、0死1、2塁のチャンスを作ります。迎えた3番矢口の打席。ピッチャーのワンバン送球の隙をつき室田が進塁を試みましたが、キャッチャーの好プレーに阻まれ、1死1塁に。その後も2死2塁を作るものの、1本が出ず、無失点に終わってします。

 

5回表、1死から7番、8番に連続ヒットを打たれ1死2、3塁のピンチを迎えます。平田がなんとか9番をサードゴロに抑え、三本間で挟殺に持ち込みましたが、挟殺間にボールがランナーに当たってしまい、一気に3点を失うなど、最後粘れずに10点差となってしまいました。しかし、途中から変わったP武川は、相手クリンナップを抑え、堂々とした公式戦デビューを飾りました。

 

5回裏、なんとか1点返したいところでしたが、先頭の平田が出塁するものの、あとが続かず、10-0(5回コールド)で敗戦となりました。

 

 

5回、ミスなく守れていたら最終回まで勝負ができたこと、4回、5回の攻撃で1点を勝ち取れなかったこと、沢山の課題と悔しさが残る試合でしたが、その一方で今まで練習してきたことも出しながら勝負ができた試合だったように思います。監督としても、采配の1手を間違え、瞬時に状況によって采配を下し、選手に伝えていくことの難しさを改めて感じる試合でした。

ただ、選手たちはアップからシートノックもそして試合中も、大山で大切にしたいと伝えてきたことを本当に実践し、闘ってくれているのを強く感じ、嬉しい気持ちで一杯です。

 

1勝することの難しさを痛感するものの、まだまだ春までにやれることは沢山あります。選手たちとのコミュニケーションを大切に、彼らが考える課題、私たちスタッフが考える課題を整理し、1個ずつ潰していけたらと思います。春まで公式戦はありませんが、シーズン出来得る限り試合を組み、挑戦し続けます。

 

球場まで足を運んで応援してくださった保護者の方々をはじめ、OBの方々、学校関係者の方にこの場をお借りして感謝申し上げます。

 

硬式野球部 監督 馬場拓己