2023/09/05

2023年9月2日（土）、東海大菅生高校グラウンドにて、秋季東京都野球大会一次予選（vs羽村高校さん）を行いました。

試合の内容は以下の通りです。

 

1回表、2死から矢口のレフトオーバーの2ベースでチャンスを作ると4番キャプテン小山田の当たりは惜しくもファーストライナーで点数を奪うことはできません。

その裏、相手の1番バッターのセンター前でランナーの出塁を許すと、2つのアウトをとるものの、フォアボール、フォアボールで2死満塁。次のバッターのライト線の3ベースヒットで3点を失います。

 

2回表、6番八卷が1死からフォアボールで出塁すると2死から盗塁を決め、チャンスを作ります。2死2塁、8番松田の当たりはボールをとらえるものの、レフトフライとなりこの回も得点を奪えません。

2回裏、1死からデットボール、フォアボール、デットボールでチャンスを作らせてしまいます。ここで先発矢口から松田に変え、変わった松田が相手打者をサードゴロに抑える間に1点を奪われます。そして、ここから松田の好投が続きます。3回から7回まで6個の三振を奪うと、3回から7回までスコアボードに０を重ねていきます。

 

3回表、松田の好投に応えたいヤマコウ打線は、9番倉持がフォアボールで出塁すると、鎌滝のレフト前ヒット、矢口のレフト前ヒットで2死満塁のチャンスを作ります。2死満塁から5番岡田のとらえた打球は、サードのジャンピングキャッチに阻まれ、この回も得点することができません。

 

4回表、6番八卷が出塁し、盗塁を決めると、松田のフォアボールで2死1、2塁。1番室田のセンター前ヒットで1点を返します。なおもチャンスで当たっている2番鎌滝の打った打球はレフトの頭上を越えていくかと思われましたが、相手外野手の好守備に阻まれ追加得点をできません。

 

5回表、4番小山田が1死からセンター前ヒットで出塁すると、続く5番岡田の左中間を抜く2ベースヒットで1死2、3塁のチャンスを作ります。なんとか1点をもぎとりたい場面でしたが後続がショートゴロ、センターフライに倒れ、追加点を奪えません。

 

6回表、1死から9番倉持が出塁するものの、1番室田のサードライナーの間にランナーが戻れず、ゲッツーとなってしまいます。

 

7回表、1死から3番矢口のライト前ヒット、盗塁で2死3塁とチャンスを作り、絶好調の5番岡田につなぎます。岡田のとらえた打球はショート強襲の当たりとなりますが、相手ショートの素早い対応によりヘッドスライディングをするもファーストアウト。1点がさらに遠のきます。

 

9回表、簡単に終わらないのがヤマコウ打線。1番室田のライト前ヒット、2番鎌滝の出塁によりチャンスを作ります。しかしながら、後続が倒れ、試合終了。6－1で負けてしまいました。

 

試合の内容としては9回まで集中した攻撃、守備を継続することができ、さらに9本のヒット（うち2ベース2本）、3個の盗塁を決めるなど、この夏取り組んできた成果を発揮できた試合でした。しかし、フォアボール及びデットボールで相手にチャンスを与えてしまったこと、9本の安打で1点しかとれなかったこと（ハーフウェイを含めた走塁及び攻撃の手段）など改善点も改めて明白となった試合でした。

まず、単独出場として10年ぶりに公式戦勝利を目指してきましたが、残念な気持ちで一杯です。しかしながら、生徒たちは本当に最後まで想いを共有し、良い雰囲気を保って闘い抜いてくれました。これから春先の大会まで長いようで短い鍛錬期となります。大会で勝ち進むチームに負けず劣らないよう、秋一杯までの練習試合にモチベーションを高めてもらいながら、選手含めより上手く、強くなれるよう尽力していきます。

 

 

球場まで足を運び、応援に来てくださった保護者の方をはじめ、OBの方々、関係者には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ますます成長した「ヤマコウ野球部」の姿をお見せできるよう精進して参ります。今後ともご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いします。

 

大山高校　硬式野球部監督　保健体育科　馬場　拓己