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東京都立成瀬高等学校

ニュース

2023/12/19 お知らせ

3年選択 子どもの発達と保育

2学期の実践活動の報告

絵本の読み聞かせを学ぶ

 9,10月の2回に渡り、絵本の読み聞かせの講師の三木涼子先生をお招きし、絵本や紙芝居の読み聞かせの方法やコツなどを教えていただきました。また、様々な保育の現場でのお話を伺うことができました。

 

手遊び

読み聞かせの前にわらべうたや手遊びで雰囲気作りを行います

 

バナナ本

 

風

写真や書道の本もありました

 

紙芝居正面

 

紙芝居後ろから

紙芝居の読み聞かせも教えていただきました

 *生徒の感想*

☆カラフルなレースでケーキやお花を表すわらべうたをやって、子どもは発想が豊かで今の自分にはもうない純粋な心があるのだと知った。お手玉を回した時も自分が相手の手に置く際に気づかい、一人ひとりが気づかうことで成り立つ遊びだと思った。また、その遊びから気づかないうちに「優しい心」が生まれていくのではないかと感じた。(M.F)

☆絵本を読むときは、絵本が中心にくるように、読み手は黒子、気持ちを込めて淡々と読む、読む前に絵本を開いておくなど、こんなに気をつけなきゃいけないんだと勉強になることがとても多かった。絵本と紙芝居の読み方の違いも初めて聞いて驚いた。自分が実際に読むときは、意識して読み聞かせをしようと思った。大学で生かしていきたい。(K.M)

☆実は絵本には、大切なメッセージがこめられていることに気付き、幼少期の絵本の読み聞かせの大切さと意味を感じました。自分も小さい頃の気持ちを思い出しながら楽しく読み、それを聞いている子どもたちも楽しめるような読み聞かせができるようになりたい。(A.A)

 

★保育系に進む生徒も多く、自分たちの将来に活かせるようにと真剣な表情で読み聞かせの方法について、お話を伺っていました。11月後半に生徒たちも読み聞かせに挑戦する予定です。

 

保育園実習

11月に成瀬高校近くの町田わかくさ保育園に保育実習に行ってきました。0~5歳児の各クラスで実習をさせていただきました。

どな

0歳児クラス

 

もふう

1歳児クラス

 

いいあ

2歳児クラス

 

ああ

3歳児クラス

 

さとあ

3歳児クラス

 

きねすえ

4歳児クラス

 

かがたけ

5歳児クラス

 

*生徒の感想*

☆実習を通して、子ども一人ひとりのことを見ること、視野を広くして周りを見なくてはいけないことの大変さを改めて学びました。先生1人に対して子ども15人を要望を聞いたり話しかけたりするのが、大変だったので、もっとうまく対応できるようになりたいと思いました。(I.A)

☆始めは、たった90分の実習で何もわからないと思っていたが思ったよりじっくり学ぶことができた。0歳児の子どもたちは、私が思っていたよりも大人で言葉も少し伝わっていたことに驚いた。先生方がとても優しく私を受け入れて下さったので、とても楽しく実習することができました。次、伺うことがあったら、最後までいたいと思いました。(D.N)

★4年ぶりに町田わかくさ保育園に実習に行かせていただきました。生徒たちは、子どもたちの活発さや言葉の発育など、身近に触れたことで、乳幼児への理解を深めることができました。また、先生方の子どもたちへの接し方や言葉がけなど、学ぶところがいくつもあったようです。お忙しい中、実習を受け入れて下さり、ありがとうございました。

 

読み聞かせ発表会

11月下旬に絵本の読み聞かせの発表を行いました。各自、読み聞かせについて学んだことを活かして、思い思いの絵本で読み聞かせを発表しました。

いいあと全員

「バムとケロのにちようび」 ドーナツが食べたくなる~

たあ絵本

「しろくまちゃんのほっとけーき」 おいしいね 

すあ絵本

「くれよんのくろくん」いろんな・・・があっていいね

月

 「おやすみなさい おつきさま」 にっこり 

*生徒の感想*

☆「ゴリラ」のパンやさん」(K.Y) 

 感情が伝わるようにゴリラがどう感じていたのかが伝わればいいなと思った。声が小さく一定の音程で話していたので、もう少し気持ちを込めれば、聞く側が、面白く聞けるのかなと思った。恥ずかしかったし、緊張したけど発表するのも聞くのも楽しかったので、またやりたいと思いました。

☆「わんぱくだんのたからじま」 (S.A)

 最初の方、緊張しすぎて速度が速くなってしまったけど、落ち着いて読むことができたと思う。保育園児には、少し難しい内容かもしれないが、自分の大好きな本を紹介できて嬉しかった!♡もっといろいろな絵本を知って表現力を極めたいと思った。

 

★保育士の卵?たちは、みんな、一生懸命練習して、学んだ読み聞かせのコツをよく理解して発表していました。何年後かにみんなの読み聞かせは、きっと、子どもたちのこころをあたたかくし、わくわく楽しませてくれることでしょう。

 

リトミック

11,12月に2回に渡り、リトミックの授業を行いました。講師の山崎成子先生から、音楽のリズムで動く、リトミックの楽しさを学びました♪♪ リズムに合わせ、からだ全体を使ってリズムを表現します。時には、ボールやスカーフ、カスタネット、鈴、タンバリンなども用いてリトミックの楽しさを体感しました。

 

リトミックか (2)

リトミックは、素足で行います。足裏で感じる「触覚的な刺激」を大切にしています。

リトミックか (3)

手を合わせて~♪

リトミックす (3)

輪唱しながら♪♪♪

リトミックす

スカーフでゆ~らゆら~♪

*生徒の感想*

☆始めは音楽に合わせて自由に動くと言われてもどうすればいいのか分からず、人のいない方に動いていました。2拍子から3拍子、4拍子へと変化して、それぞれペアを組んだり、手をたたいたりしました。ランダムになると、どうしていいか固まってしまうことがあり、とても難しく感じました。しかし、体を動かしてリズムにのるのはとても楽しかったので来週も楽しみです。(S.A)

☆2回目は、1回目よりも慣れていて楽しく取り組めた。私の幼少期には、まだリトミックが多く取り入れられていなかったが、妹の幼稚園ではリトッミクを行っていたことがわかった。これからは、今以上に需要が増えていくと思うので、自分自身でリトミックについて勉強していきたいと思う。この授業で教わったことを心にとめておきたい。(T.A)

☆2回目もめっちゃ楽しかった☺気が付いたことは、リトミックには、正解・不正解がないということ。子どもは、自分の感じた通りに自由に動くだろうと感じた。高校生にもなると正解を求めすぎて「ありのまま」にできなくなっているのかな…? だからこそ、子どもにとって「ありのまま」、「自由」など周りの目を気にせずにできる『リトミック』はとても大事なものだと感じた。私は人前でリトミックで動きを表現するのは、苦手だけど、実際やってみて子どもに戻った気分になって自然と楽しむことができた。だから、引っ込み思案な性格の子どもでも抵抗なくできるのではないかと思った。(M.F)

 

クリスマスロールケーキ作り

 2学期最後の授業は、子どものおやつ「クリスマスのロールケーキ」を作りました。粉と卵と砂糖と生クリームだけで、添加物もなく、ふわふわでおいしいロールケーキができました。

ロール3個

ロール (4)

ロール (6)

ロール (5)

 

 

ロール (7)

ロール (2)

ロール

ロール (3)

*生徒の感想*

☆生地に粉を入れてからどのくらい混ぜるのか生クリームはどのゆるさにしたらいいか、見極めるのが難しかった。ロールに巻くのも難しかった。味はおいしく粉糖をかけてクリスマスの飾りつけをすると雪のようでかわいかった。(K.M)

☆生地の混ぜ方は完ペキでしたが、余熱を忘れてしまい、焦ってしまいました。クリームもまくときに最後にはみだしてしまったので手前に多めに入れるのが良いのだと思いました。「の」の字にするのが意外と難しかった(T_T) でも味はとてもおいしかったです!!家族も大変よろこんでいました。けっこう早く作れるんですね。受験が終わったら、もっと作りたいです!(A.A)

 

★見た目も味も大切ですが、手作りの楽しさもおいしさのうちですね。楽しいクリスマスを ~Merry   Christmas ⛄~

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