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東京都立成瀬高等学校

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2023/01/14 校長通信NARUSE TIMES

【校長通信】3学期始業式・坪井慶介さん講演会

1月10日(火)より3学期が始まりました。1,2年生は体育館、3年生は教室にてオンライン実施としました。

◆校長講話

 みなさん、あけましておめでとうございます。3学期はみなさんにとって、1年間の学校生活の総まとめでもあり、卒業・進級に関わる極めて大事な学期となります。特に3年生のみなさんにとっては、高校生活最後の学期とともに進路を決める大事な学期となります。最後まであきらめずにやり抜くことが大切です。今までの自分の努力を自信に変えて進路実現を果たすことを願っています。

 2年生は、3年ゼロ学期として、いよいよ自分の進路と本気で向き合うことになります。自分の弱点を補強する最後の機会と心得て臨んでください。1年生は、あと4か月で2年生なり、4月には後輩を迎えることになります。成瀬高校の中心学年として行事や部活動の中心になるとともに、自分の進路についてもしっかり向き合わなくてはなりません。1年最後の3学期、各学年、学校での日頃の授業を大切にし、新年に抱いた夢や希望の実現に向かって努力されることを願っています。

 コロナ禍も4年目となります。昨年末から行動制限も緩和されつつありますが、新型コロナウイルスへの感染者数は再び増加傾向にあります。本校でも昨年12月にはオンライン対応に切り替えた期間もありました。引き続き、一人ひとりが基本的な感染症対策を取り続けてください。

最後になりますが、自転車の安全運転についてです。昨年末にもお知らせしたように、昨年は11件の自転車事故がおきています。自転車は軽車両である認識を持ち、スピードを控え、一時停止などの交通ルールを守ることで、多くの事故は防げます。また、命を守る手段としてヘルメットの着用も重要になります。3学期は、自転車事故がゼロになること祈っています。

◆子どもを笑顔にするプロジェクト「坪井慶介さん講演会」

坪井慶介さんプロフィール:2002年浦和レッズ入団、2006年ドイツワールドカップでも主軸としてプレイし、現在はタレントとして活躍

元サッカー選手先原先生の司会により、坪井慶介さん講演会が実施されました。決して順風満帆ではなかったプロへの道のりから、掴んだ日本代表のポジション。「うまくいかない時に本当の人の強さがわかる」「できない理由を探すことをやめる」「自分で判断すること、その判断に責任を持つこと」「ゴールを逆算して自分が取るべき手段を選び、その方法を磨く」「大切な技術は正しい基本技術、素早い判断、正しく行うこと」トップレベルで活躍し続けた坪井さんの言葉に、現在の高校生活やこれからの人生を想像し、重ねてみた生徒が多くいたと思われます。

 また受験直前の3年生から出た「緊張しながらも良いパフォーマンスをいかに出せるのですか?」という質問には「緊張とは良い状態、緊張を受け入れること」とアドバイスを送りました。

最後に全校生徒に向け、「大人になっても人生はチャレンジです。今でも自分は失敗をする。しかしそれは学ぶための失敗、謙虚な姿勢で学び続けよう」とエールをいただきました!坪井慶介さん、短時間ではありましたが貴重な時間をありがとうございました!

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