生物部・天文部 合同合宿を実施しました!(1日目)
2024/09/02
去る、8月19日~21日の2泊3日で埼玉県秩父方面にて合同合宿を行いました。
今回は、ジオパークである秩父にて合同合宿をすることで、日々偏りがちな自然科学への見方を広げて、
改めて自分たちの活動を考えることを目的としました。
8月19日㈪
浦山ダム訪問
秩父は山地に囲まれた盆地であるため、雨が降ると流れ込む河川はたくさんあるのですが、出ていく河川は荒川だけなのです。
江戸時代の寛保2年(1742)旧暦7月27日から4日間豪雨が続き、8月1日の水位が18mも上昇し太と記録されていることもあり、秩父では治水はともて大切です。
そのため、秩父周辺には4つのダムがあるのですが、今回は秩父の中心地か最も近い浦山ダムに見学に行きました。
うばけ訪問
西日(よう)が差す崖(はけ)であることから、「ようばけ」と名前がついているこの崖は、ジオパーク秩父の中でも重要な拠点です。
1500万年前に堆積した浅海性の堆積物が見られ、崖の高さが高く、その景色は圧巻であるだけでなく、多種の化石も産出します。
今回は、アクアシューズを履いて川に入って崖を見学してみました。また、ハンマーを数本持って行ったことから、化石採集もしてみました。
真夏であっただけに水の冷たさで普段の辛さを忘れることができました。また、化石採集に取り組んだ生徒の多くは、植物や二枚貝の化石を採ることができました。
天文台訪問
夜に長若天文台にマイクロバスで行きました。この日は残念ながらゲリラ豪雨が断続的に降り注ぐ天気で星空の観察はできませんでした。
それでも、雨の切れ目の時間に天文台の天体望遠鏡を見せてもらうことはでき、解説員から説明を受けることができました。
観察会終了間際に、満月が一瞬だけ見ることはできました。きっと、晴れていれば素敵な星空だったのでしょう。