卒業茶会
2024/03/28
卒業生2名を招いて、卒業茶会を行いました。
3年生は成高生として最後のお点前を後輩たちに披露してくれました。
3年間かけてお稽古に励んだ卒業生のお点前は、所作も美しく、お抹茶もおいしく、さすがでした。
短冊は、「白珪尚可磨」です。はっけい なお みがくべしと読みます。
中国の詩経の中の一節による禅語です。白珪とは、上が丸くて下が四角い形の白く清らかな玉のことで、完全なる形のものです。
その完全無欠な玉をまだ尚、磨きなさいという意味があります。もう磨かなくてもよいほど光る玉をさらに磨くということは、
これで良い、これで完璧ということはなく、さらに高みへと目指して努力し続けることが大切だという意味です。
茶花は、ユリ科の植物のバイモと椿です。
お茶菓子は、薯蕷まんじゅうです。
先輩のお話を伺い、後輩からは先輩への言葉や記念品などを贈りました。
茶道で学んだ、本日の短冊の「白珪尚可磨」を大切にして、また来年度も活動していきます。
来年度も茶道部をよろしくお願いいたします。