「宮古工業高校訪問報告」 PTA副会長 室舘 三千世
11月初旬、昨年に引き続き宮古工業高校へPTA保護者代表として中工祭の収益金を義援金とさせて頂き届けに行って参りました。
車を使用し明け方到着した場所は、TVなどでよく見る光景そのものでした。
言葉にならない気持ちが込み上げて来ましたが、みんな頑張っていると思うと涙を流すことが出来ませんでした。
宮古工業高校では、校長室で校長先生から当時の生の声を聞くことが出来ましたが実際の様子を聞くと胸が張り裂けそうになりました。
でも宮古工業高校の生徒は一人として被災に合わなかったことを聞くと我が子供のことのようにとても嬉しかったです。
放送部が津波の時の様子を語った作品を見せてくれ、子供達の逞しさを感じました。
また、津波が押し寄せてきた時には生徒みんなは屋上に避難し、ご近所の方々も屋上に避難して来た時には生徒みんなが自分のことよりもご近所の方々に手を差し伸べ安全なところへ避難したと聞きました。
大人でも突然何かあった時には、自分中心になったりするものですが毅然とした態度で行動出来る子供達は素晴らしいと思いました。
ただ2~3年後ふっと落ち着いた生活に戻った時の心のバランスが心配だと先生はおっしゃっていました。
とても考えさせられた一日でした。
みなさんのご支援とご協力に感謝し ご報告とさせていただきます