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🌲東京都立大学のオンライン授業「解き明かす森林の姿」を受講しました!
2025年6月、都立永山高校の2年生が、東京都立大学によるオンライン授業「解き明かす森林の姿」に参加しました。この授業は、最先端の科学技術を通じて森林の姿を多角的に捉えることを目的としたもので、生徒たちにとって非常に刺激的な学びの機会となりました。
🔍 授業の内容:ドローンとデジタルツインで森林を「視る」
授業では、ドローンを活用した近接リモートセンシング技術について詳しく学びました。これは、ドローンに搭載された高性能カメラやセンサーを使って森林の詳細なデータを収集し、樹木の健康状態や成長の様子を把握する技術です。生徒たちは、実際の映像やデータの例を通じて、科学的な観測の手法を体感しました。
さらに、収集したデータをもとに**デジタルツイン(現実のデータをサイバー空間に反映したり、より現実に近いサイバー空間でのシミュレーションやフィードバックにより現実で起こりうる事例の未来予測や再現が可能)**を構築する取り組みについても紹介されました。これにより、現実の森林の変化をリアルタイムでシミュレーションしたり、将来の環境変化を予測したりすることが可能になります。生徒たちは、環境保全とテクノロジーの融合に大きな関心を寄せていました。
🎓 大学生によるゼミ紹介も
授業の前半では、東京都立大学の学生によるゼミ紹介も行われました。大学での研究テーマや学びのスタイルについて、学生の視点から語られ、生徒たちは大学生活への理解を深めるとともに、自身の進路について考える良い機会となりました。
🗣️ 終業式での発表
受講した生徒たちは、学んだ内容をPowerPointにまとめ、終業式で発表を行いました。発表では、ドローン技術の可能性や、デジタルツインによる未来の森林管理について、自分の言葉で熱心に語る姿が印象的でした。他の生徒たちにも大きな刺激となり、環境問題や科学技術への関心を高めるきっかけとなりました。
このような大学との連携を通じて、生徒たちの学びの視野を広げ、将来の進路選択にもつながる貴重な経験を今後も積極的に提供していきます。