校章

東京都立永山高等学校

卒業生紹介

50期生(2024年3月卒)

渡部 優美

明星大学 データサイエンス学環 学校推薦型選抜指定校

 私は一年生の頃から進路を決める時に選択肢を多く残せるように、勉強に力を入れてきました。定期考査は一週間前から本格的な試験対策の勉強を始め、提出物はきちんと出すように心掛けてきました。一方で、学校で進路学習が増えていく中で、自分自身は数学が好きでデータを扱えることは将来重要だと考えるようになり、データサイエンス学科を志望することにしました。
 永山高校の昨年度の指定校一覧にはデータサイエンス学科の枠がなく、一般受験をするしかないと考えていましたが、今年度から願っていたその枠が新しくできたので指定校で受験することにしました。
 具体的な進路が決まっていなくても、気になった大学はパンフレットを見るだけでなくオープンキャンパスに行き自分に合っているかどうか実際に見て確かめることはとても大切だと思います。同じ学科名でも大学によって学べる内容が異なるだけでなく、他大学との違いが明確にわからないと志望理由書が書けずに困ることになるからです。
 進路のことで迷ったり不安に感じたりすることもあると思いますが、そういう人こそ自分が得意な事や不得意な事を分析して、本当にやりたいことを探しながら、一生懸命勉強してください。勉強をして評定平均値を少しでも上げておくことが、進路決定の選択肢を広げることになるからです。最後まで諦めずに頑張ってください。

50期生(2024年3月卒)

品川 知憲

警視庁

 私は警視庁警察官採用試験を受験しました。一次試験の内容は教養、作文、漢字と適性検査でしたが、対策としてこの中で最も力を入れたのは教養試験でした。試験範囲が膨大なため、約1年前から勉強を始め、数的処理と呼ばれる科目を重点的に行いました。しかし、私は一人で黙々と勉強することに不安があったので、受験日の7ヵ月前になった時点で夜間制の予備校に通い始めました。授業とその復習を繰り返し行うことで徐々に知識が増えていくことを実感しました。また、作文は何度も過去に出題されたテーマの作文を書いては講師の先生に添削をお願いしました。二次試験は主に面接、体力検査を行いました。面接対策は質問されそうな項目の答えを事前に考えておき、スマホアプリの音声読み上げ機能を利用して一人でも練習をしました。それから、学校の先生や予備校の講師の先生に練習をして頂いたり、現役の警察官の方に面接のアドバイスをして頂いたりもしました。
 このように公務員試験は長期間にわたり自分を信じて地道に頑張ることができ、試験にも合格することができたのでとても達成感があります。入庁して困難なことがあっても、この苦労を忘れず、乗り越えていける警察官になれるよう努力し続けたいと考えています。
 公務員を目指している人は1,2年生のうちから進路指導部の公務員講座に参加し、計画的に時間をかけて繰り返し問題演習をして、対策をしっかりすることが大切です。頑張って自分の夢をかなえてください。