ニュース
第32回多摩市平和展に本校図書委員会が参加いたしました。
多くの方から暖かい感想を賜り誠にありがとうございました。
当日は生徒自身が選んだ「平和」をテーマとした絵本や紙芝居の読み聞かせを行いました。
プログラムは多摩市文庫連盟と連携し、生徒が考え、平和の尊さが物語や絵から小学生にも伝わるように、読み方に工夫を凝らし、当日まで何度も練習を重ねました。
また昨年度実施した修学旅行先の「沖縄」での平和学習の成果をPowerPointにまとめて発表しました。
多摩市の人口と沖縄戦での犠牲者の数を比較したり、ガマで自分が感じたことを発表するなど、臨場感のある内容となりました。
この発表に当たっては、多摩市平和展のプレイベントであった立教大学教授の講演会『沖縄八重山の戦争マラリアから考える』に参加し事前学習としました。
普段人前で発表することの少なかった生徒たちも、大きな喝采を受け、自信を得る取り組みとなりました。
世界情勢が不安定な中、高校生が戦争について学び、更に地域社会と連携し若い世代に伝えていくことの大切さを生徒自身が自ら実感する機会となり、またその内容は沖縄の八重山毎日新聞にも掲載されました。
「サルビルサ」(スズキコージ作)という… | 八重山毎日新聞社 (y-mainichi.co.jp)
このような平和教育を本校では今後も続け、平和で持続可能な社会の実現を果たす生徒の育成に注力していきます。
以下、生徒の感想となります。
小学生くらいの小さいお子さんにも理解していただけるように読む速さや音の強弱、絵本を見る人全員が見やすいように本の高さや開き具合を気をつけました。また、平和展を通して沖縄や戦争の歴史を知り、今回平和の大切さや戦争の恐ろしさを次の世代に伝えていきたいとを思いました。
図書委員会委員長 岩木