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〇◎〇 令和4年度1学年防災訓練 〇◎〇
かつて都立高校では1学年時に宿泊防災訓練を実施しておりました。しかし新型コロナウィルスの影響により宿泊を伴う訓練が困難となり、現在では1学年時において地域と連携した防災訓練を実施しております。
今回は多摩市消防署、多摩市防災安全課、国士舘大学の皆様の多大なご協力を賜り訓練を実施することができました。コロナウィルス対策として多摩市消防署による講話は放送にて、体験ブースは8か所に分散して実施しました。
最初は多摩市消防署の隊員より防災や安全に関する講話をしていただきました。
その後生徒は8か所に分散して体験活動を実施しました。会場では体験をサポートしてくださる消防隊員や多摩市職員、国士舘大学教員の皆さんが迎えてくれます。
・体育館①…胸骨圧迫心臓マッサージ訓練
・体育館②…AED実演体験訓練
・体育館ダンススタジオ…隔壁板破壊訓練・防災用具展示
・グラウンド…消火器消火体験訓練
・中庭…煙ハウス体験訓練
・ピロティ…起震車体験訓練
・視聴覚室①…防災動画視聴
・視聴覚室②…模擬通報訓練
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多摩市消防隊員の先生より講話をしていただきます。
実際に消火器を使用した放水を体験します。火に水をかけるのではなく、燃えている火元に放水します!
煙ハウス体験では火災時の煙を想定し、視界の悪化や煙の特性について体験します。生徒が煙をまとってハウスから出てきます。
起震車で震災レベルの揺れを体験します。激しい揺れによる危険から身を守る体勢や、揺れの後に気を付けることなど教わります。
体育館では胸骨圧迫心臓マッサージの体験訓練が行われています。胸骨圧迫の体験器具を使用して訓練を実施します。
その隣ではAEDの模擬体験装置を用いて、倒れた人への声掛けからAEDの操作方法まで一連の流れを体験します。
視聴覚室のステージ側では防災動画を視聴します。実際の災害の実情や被害などをまとめた動画です。
視聴覚室後部では実際に緊急通報するときの模擬体験を行いました。消防隊員の先生の指導で実際に電話口で通報を体験します。
新体育館のダンススタジオではマンションのベランダなどに設置されている隣家との隔壁板を破壊する体験を行いました。火災時などは隔壁板を破壊して避難路を確保します。
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災害は突然襲ってきます。その時自分がどこにいるかもわかりません。万一災害に遭遇した時…落ち着いて行動し、自分を!誰かを!助けるためにも訓練はとても大事です。一度訓練や体験しておけば身体が覚えています。
ご家庭でも防災について改めてご確認されることをお願い致します。