校章

東京都立紅葉川高等学校

校長からのメッセージ

2024/04/01

「文武両道」・「自主自立」

校長写真

東京都立紅葉川高等学校
校長 小山 多香子

 本校は、昭和3年に日本橋兜町の地で、東京市日本橋区楓川専修女学校として創立し、昭和23年には校名が現在の紅葉川高等学校となりました。その後、広い校地を求めて現在の江戸川区臨海町に昭和61年1月に移転し、創立以来98年目を迎える歴史と伝統ある学校です。

 「文武両道」・「自主自立」を教育理念として掲げ、その実現のために4つの校訓を定めています。その4つとは、親しみの心をもつ「敬愛」、心をあわせて努力する「協力」、自分の立てた規範に従って行動する「自律」、そして、困難にくじけない強い意気のある「気概」です。

 学び方も多様化している現在において、毎日学校に通い、教室で学習することの価値は何か考えてみますと、「相敬いて今日も励まん」と本校の校歌にあるように、そこに仲間がいて、共に学び、切磋琢磨できることが真っ先に挙げられます。

 紅葉川では、健やかに伸びる子供自身が自己の成長を実感できるように指導し、毎日の学習を通じて、現状を把握し、目標に向かって努力を継続する力を、行事や部活動等を通じて他と協調するコミュニケーション能力を育んでいます。

 令和7年度は、6年度に続いて「東部学校経営支援センター支所特別指定校」「海外学校間交流推進校」の指定を受けており、普通科中堅進学校として、これからも自らの可能性と人との繋がりを大切に「文武両道」・「自主自立」に邁進してまいります。

 人との関わりを大切にして自らの可能性を諦めない、紅高(もみこう)生の活躍の場はますます広がると思われます。