校章

東京都立紅葉川高等学校

学校からのメッセージ

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「文武両道」・「自主自立」


東京都立紅葉川高等学校
校長 長谷川 文夫

 本校は、昭和3年に日本橋兜町の地で、東京市日本橋区楓川専修女学校として創立し、昭和23年には校名が現在の紅葉川高等学校となりました。その後、広い校地を求めて現在の江戸川区臨海町に昭和61年1月に移転し、創立以来95年目を迎える歴史と伝統ある学校です。
 本校は「文武両道」・「自主自立」を教育理念として掲げ、その実現のために4つの校訓を定めています。その4つとは、親しみの心をもつ「敬愛」、心をあわせて努力する「協力」、自分の立てた規範に従って行動する「自律」、そして、困難にくじけない強い意気のある「気概」です。

 近年、AIによって働き方は変わりつつあり、今後10年で多くの仕事がAIに置き換わると言われています。しかし、その中でも必要とされる人材もいます。それは、人同士のコミュケーション力を磨き、自分の適性に向き合い、ライフプラン(生き方)を考えてきた人材です。そして、これらは高校時代の過ごし方で鍛えられると言われています。企業の採用担当者も、大学等での学力とともに、高校時代の人間対応力や伸びしろを見る場面が増えているのです。
 昨年度まで、本校は東京都教育委員会から「進学指導研究校」及び硬式野球部が「スポーツ特別強化校」の指定を受け、コロナ禍でも、進学実績を伸ばし、部活動の活性化を行ってまいりました。人との関わりを大切にして自らの可能性を諦めない、紅高(もみこう)生の活躍の場はますます広がると思われます。

 令和5年度は体育健康教育推進校、防災教育研究指定校及び理数教育の推進に係るSIP(Scientific Inquiry Program)の指定を継続して受けており、普通科中堅進学校として、これからも自らの可能性と人との繋がりを大切に「文武両道」・「自主自立」に邁進してまいります。