校章

東京都立南多摩中等教育学校

特色

「心を拓く 知を極める 体を育む」
~心・知・体の調和~

学校写真

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中等教育学校

一つの学校で6年間の中高一貫教育を行う学校です。中学校段階となる前半の3年間を前期課程、高等学校段階となる後半の3年間を後期課程といいます。高校受験のない「ゆとり」を生かし、6年間を見通した教育活動を行います。

02

WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)

高等学校等と国内外の大学、企業、国際機関等が協力してより高度な学びを提供する仕組みにより、世界で活躍できるイノベーティブなグローバル人材を育成します。

03

フィールドワーク活動とキャリアデザイン

本校の教育の柱であるフィールドワーク(前期課程)・ライフ・ワーク・プロジェクト(後期課程)では、教育DXによる東京都の充実したICT環境を活用し、グループ及び個人の探究活動を行います。1年生は地域学習・2年生は<モノ>を素材とした調査研究、3年生は科学的検証活動を行い、4・5年生では個人でテーマを設定・探究し4000字の論文にまとめます。これらの活動を通して、自己の興味や特性を深く知り、主体性等のマインドや学びのスキルを涵養し、新たな価値の創造を目指すとともに、一人一人のキャリアデザイン・進路実現につなげています。

文部科学省 高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)

高校段階におけるデジタル等成長分野を支える人材育成の抜本的強化を図るため、情報、数学等の教育を重視するカリキュラムを実施するとともに、ICT を活用した文理横断的・探究的な学びを強化する学校などに対して、必要な環境整備の経費を支援する「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」に指定されました。本校では、総合的な探究の時間のグループおよび個人の探究活動を軸としてデジタル人材育成の充実を図るとともに、総合的な探究の時間におけるグループ研究・個人研究質的向上のための、PC室・生物室等を情報教育・理数教育・探究活動の拠点と位置づけ、プログラミングやAIを活用した授業等が展開できるよう学校設備を整備していきます。

フィールドワーク活動

本校では、特色ある教育活動として、フィールドワーク活動を推進しています。「フィールドワーク」 についてご紹介します。

世界に向けて“わたし”を発信!
身近な地域に注目すると、そこにはたくさんの“不思議”があることに気づきます。「何だろう?」と考えることから“学び”が始まります。フィールドワークでは、こうした「気づき(課題発見力)」を大切にします。しかし、課題を見つけても、それを探究できなくては意味がありません。「仲間と何度も話し合う。探究に失敗しても別の方法を探る。わからないところは専門家からアドバイスを受ける。」これらの活動を通して、物事を多角的に眺める視点を育てます。つまり、「コミュニケーション力」をもとにした「情報収集力」と「分析力」の育成です。 フィールドワーク活動では、このような基礎的スキルの習得を目指します。

前期課程では、 1年生での地域学習をスタートとして、 2年生で〈モノ〉を素材とした調査研究、 3年生で科学的な検証活動を行います。異なる分野に取り組むことで自己の興味や特性を深く知ることができます。

後期課程は前期課程の経験を生かし、個人あるいはグループで課題を設定し、担当の先生といっしょに時間をかけて一つの論文を完成させます。「客観性のある論にするにはどうればよいか。」「自論を効果的に伝える方法は何か。」 こうした追究を行い、「批判的 思考( Critical Thinking)」や「創造的思考 Creative Thinking)」を身に付けます。

FW写真

Global Education Network20

平成30年2月発表の東京グローバル人材育成計画 ’20を推進していくためのガイドライン東京グローバル人材育成指針(令和4年3月)に基づき、各学校において、次代を担う全ての子供たちが社会で活躍するための資質・能力を育み、グローバル人材の育成を推進するため、東京都グローバル人材育成指針 「グローバル人材育成のための4つのTARGET」が設定されました。これら4つのTARGETの実現を通してグローバル人材の育成を行うGlobal Education Network20に、東京都教育委員会から指定され、3年目を迎えました。本校は、「学問・探究グループ」に属しています。