校章

東京都立南多摩中等教育学校

ニュース

2026/07/27 フィールドワーク

第3回佐川急便主催高尾グリーンハイスクールファシリテーター調査

2026年7月12年(日)、東京都八王子市にある高尾100年の森にて第3回目となる5校合同で生き物調査を行いました。参加生徒は前期科学部のほか、活動に興味のある有志生徒です。このプロジェクトでは佐川急便のCSRの一貫として同社が所有している高尾100年の森を教育活動に活かしていくために、高尾グリーンハイスクールによる「いきもの調査」を年4回、「各校調査」を年5回の実施を予定しています。今回は第3回として、大学の先生方4名をお招きしてファシリテータ調査を行いました。また、南多摩のカカシの色を茶色から青へと変更しました。

今年度は、生徒の興味関心に応じて、以下の4つのテーマに分かれて調査研究をしています。

①森の実験室 〜光と影と森の手入れ〜

樹木が茂り鬱蒼とした森と伐採や下草刈りをして明るくなった森など、管理方法が異なるいろいろな森で、そこに住む虫や植物、光の量などを調べます。

②森の落とし物がつなぐ沢の命

森を流れる沢を瀬、淵(広葉樹の落ち葉だまり)、淵(針葉樹の落ち葉だまり)といった微環境に分けて水生生物を調べます。

③森が育む鳥、鳥が育む森

どんな鳥たちが、どんな環境にすんでいるのか、鳥たちが森にすんでいることで森にどのような恩恵があるか、本格的な鳥の調査を通して探っていきます。

④その穴、誰の穴?なんのための穴?

森の中にある「穴」をターゲットに、センサーカメラを使って穴を利用する動物たちを記録します。穴の利用を中心に、動物たちの「暮らし」を調べます。

 

以下は参加生徒の感想です。

・照度計を用いた照度の計測と林床調査を通して、照度と植生の関係を調べました。照度の計測では基準となる一点での照度に対する割合を用いることで日の陰りなどによる誤差を小さくする、という方法を用い、なるべく正確に照度を調べることができました。このような方法は他分野でも役に立つため、分野を超えていろいろな活動に参加することの大切さを感じました。これからも広い視野を持って活動に取り組んでいきたいと思います。

・光と植物、そして昆虫のそれぞれが増えると他もそれに伴って他が増えることが面白いと感じました。光を取り入れることで低木も生えることができるため、人が適度に手を加えることが環境の維持に貢献していると感じました。また、植生調査や香料の測定をなんとなく行っていたため、今回詳しい方法を知れたことは行内の活動にも生かせると思いました。

・今回は、鳥のさえずりを聞きながら、調査にも活かすことができ良かったです。やはり、サンコウチョウの姿はみたいですが、声がとてもきれいなのでとても楽しかったです。ありがとうございました。

・鳥の調査の仕方を知ることができてうれしかったです。前まで山などに行っても何の鳥がいるかわからなかったのですが、今回学んだいろいろな鳥の鳴き声を覚えて次、山に行ったときは鳥について少し考えてみようと思います。

夏休みの8月は熱中症対策のため、開催がありません。次回は9月の活動を予定しています。

20260712高尾グリーンハイスクール集合写真

20260712高尾グリーンハイスクール写真 (1)

20260712高尾グリーンハイスクール写真 (2)