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2026年5月21日(木)、第3学年のフィールドワーク活動「科学的検証活動」の一環として、東京農工大学の藤井先生をお招きし、講演会が開催されました。
「科学的検証活動」では、生徒たちがグループごとに問いと仮説を立て、年間を通してその検証に取り組みます。今回の講演では、大学における実際の研究活動がどのように進められているのか、また、研究に向き合う上で不可欠な“研究者マインド”について、藤井先生から直接お話しいただきました。
講演の冒頭では、藤井先生が持参された3つのリンゴを前に「リンゴでないものはどれか?」という問いが投げかけられ、講義がスタート。「リンゴを知らない人に、どのようにその存在を伝えるか?」という設問を通じ、手触りや風味といった定性的な情報にとどまらず、定量的なデータに基づいてこそ科学的な説明・証明が可能になるという点を、大変分かりやすく解説していただきました。
後半は各クラスに分かれ、大学院生の方々による講義が行われました。ご自身の中高生時代のエピソードや現在の研究内容、研究のプロセスなどを、学生ならではの視点で丁寧に語っていただきました。
大学での最先端の研究や日常のリアルな姿に触れることができ、生徒たちにとって今後の研究活動の大きなモチベーションとなる、非常に貴重な学びの機会となりました。
以下、生徒の感想です(一部抜粋)。
・研究で一番大切なのは、実験ではなく繰り返し試行錯誤すること。失敗してもそれを積み重ねて少しずつ解明していくことが大事。
・りんごの例を通して物の見方や、証明の仕方が分かった。問いの立て方がよく分かった。
・最初はリンゴがリンゴということを証明する方法なんてないと思っていたけど機械や数値などを使って数値的に検証して説明する方法を見て、ただ言葉で説明するだけではなく、数字的に証明できるということを知って、とても面白いと思いました。
・再現性を高めるために実験の環境を細かく記録しておくことが大事だということは何回も教わっていたが、今回話を聞いて専用のノートがあることも知って本当にめっちゃ大切なんだなと思った。
・一つのものを証明するのにも当たり前を証明するところから始まるわけだから、先行研究があるということはすごく大事な点なんだなと思った。
・リンゴについて主観的な観点から説明することしか考えてなかったので、味やにおいなど、客観的で再現性のある表現の仕方があると知れてよかった。
・調べたいことを定義して絞り、様々な視点や手法を用いて検証することの大切さを知った。
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