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2025年12月26日(金)、東京海洋大学にある吉崎研究室に都立武蔵野北高等学校の皆さんと一緒に訪問しました。参加者は中等1年から6年と幅広い生徒が集まりました。相手校と併せて20名ほどで品川にキャンパスを構える大学に訪問し、前半は吉崎先生の著書タイトルにもなった「サバからマグロが産まれる!?」ことに関するこれまでの研究の意義と道のりについてお話いただきました。壮大なゴールに向けてスモールステップを丁寧に積み重ねていく過程は探究の本質であり、大変貴重なお話でした。その後、DNA鑑定技術や飼育水槽、胚に生殖細胞を移植する操作の見学をさせていただきました。
お昼は東京海洋大学の学食で大学生と一緒に食事をし、午後はマリンサイエンスミュージアムを見学し貴重な標本や生態資料だけでなく魚食文化の歴史についても学びました。学校間でも交流が活発に行われ、お互いに良い刺激となった一日でした。
以下は生徒の感想です。
・代理親魚技法について講義を受けて、今まではそこまで研究の社会的意義が大切だとは思っていなかったが、社会的意義は研究の方向性がぶれないようにしたり、研究を長期間にわたって行うモチベーションになったりなど、とても大切だと知った。
・研究の結果がすぐには出なくとも、粘り強く次に何をどうやるかを考え続けることが、最終的に結果に繋がると知った。結果を明瞭にする為にニジマスやマグロの始原生殖細胞にクラゲの遺伝子を入れる発想がすごいなと思った。
・最初にマグロを生むサバを作るというテーマを聞いたときはそんなのあり得ないと思ったしまったけど、先生の段階を踏んだわかりやすい講義でものすごく現実的になっているのだなと考えを改めた。
・今までに習ってきた生物の内容を実際に使って、大学で研究がなされていることを実感しました。知らなかった話をどんどんお話してくださった吉崎先生も、これからの魚たちを守りたいという思いが伝わってきてすごくかっこよかったです!
・マグロとサケでは卵の産み方が違い、サケにとっての卵黄は、マグロにとってのほかの仔魚だと知って、自然は厳しいなあと感じた。ミュージアムはクジラやシャチなど海棲哺乳類についての展示がとても豊富で、ヒゲクジラとハクジラの仲間で体の構造がどう異なり、それによって食性が違うことがわかった。
・学食はヒレカツカレーを食べて、美味しかったし何より安かった。環境がものすごく整っていると思った。実際に海や川で実験できるのは他の大学では出来ない。
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