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東京都立南多摩中等教育学校

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2026/01/21 フィールドワーク

高尾100年の森 第4回ファシリテータ調査

2026年1月18日(日)、東京都八王子市にある高尾100年の森に八王子市内の6校合同で生き物調査を行いました。本校の参加生徒は前期・後期科学部のほか、活動に興味のある有志生徒です。

今回のファシリテータ調査は3つのチーム(水生生物、哺乳動物、野鳥)を設定し、それぞれの専門家ガイドのもと興味関心ある分野に分かれて一日活動しました。水生生物調査では冬の活動であっても水生昆虫や魚が採取され参加者は驚いていました。哺乳動物調査はテンやムササビの糞やアナグマの巣穴などを確認し、センサーカメラに映っている生物を整理しました。本校が探究活動の一貫で設置したカカシにテンが威嚇行動をとる記録や子ザルがカメラに興味を示しいたずらをする様子が撮影されていて、一緒に視聴した他校生徒同士で盛り上がりました。野鳥観察では観察のルールや双眼鏡の使い方、鳴き声や場所で類推する手法などを教わり、森の各所を巡りながら観察を行いました。かつて関東圏ではなかなか見れなかったリュウキュウサンショウクイという種も高尾周辺で観察されるようになり気候変動の影響をうかがうことができました。

専門家の指導は全4回。すべてが終了し、年度末に佐川急便本社で成果報告を行います。今後はそれに向けた発表準備を行っていきます。

生徒の感想(一部)

・冬場は魚が少ないので水のなかには生き物なんてほとんどいないだろうと思っていたが、とても多くの水生昆虫を発見することができ、見かけに囚われてはいけないと思った。夏はサワガニや魚などに注目していたので水生昆虫にはあまり目を向けていなかったが普段は見られない面白い生き物がたくさんいた。

・今回は最初から分からない生き物の名前を先生に聞き、分類して終わりではなく、図鑑で似た特徴を持つ生き物を顕微鏡で細かく観察しながら探して、目星を付けてから先生に聞いた。思っていた名前と違ったことの方が多かったが、分類的に結構近いところまでは合っていたこともあったので、嬉しかった。

・前回と同様に、生き物の痕跡を探して回った。センサーカメラの設置の仕方として、いそうな生き物を絞ってから仕掛ける方法を知ったので、そのように単体の生き物に関して調べて見ることも出来るとわかった。

・冬場の寒い時期では表に出てくるようなものは少なかったが、それでもカジカはいたし、それ以外にもカゲロウなどの幼虫がたくさん砂に埋もれて過ごしていて、それらから冬の寒い時期でも一部の種は活発に数を増やして大きくなっていることが分かった。立体顕微鏡で観察した時も細かい違いから大きな違いまで様々な工夫が凝らされていて面白かった。

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