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2025年12月5日(金)に立川市にある国文学研究資料館を訪問しました。1年生から5年生まで12名が参加しました。
前半は、「国文学研究とは」という内容で、国文学研究資料館の研究概要をご説明いただきました。また、中世の説話を研究されている研究者の方から、中世の歌論書に書かれた説話と、江戸時代の資料との共通点から、具体的に文学研究の内容と方法を解説していただきました。
後半は、研究館所蔵されている資料について解説をいただきながら、実物を触らせていただきました。教科書に載っている作品の活字になる前の資料や、異本のご紹介をいただき、驚きの連続でした。江戸時代に書かれた時の墨を触った生徒は、その感触にも驚いていました。
以下、参加した生徒の感想です。
・国文学の研究とはどのようなものなのかの説明が具体的でとても参考になりました。また、貴重な文書を詳しく説明して頂いたり触らせてもらったりして良い経験になりました。(高校2年生)
・国文学研究資料館は、行ったことがなく、とても興味深いところだった。江戸時代に作られたものなどに触れるめったにない機会を体験できてとてもよかった。古典は難しいイメージがありなんとなく避けていたような気がするが、深く知り、とても興味を持った。(中学1年生)
本校としては初めての訪問となりましたが、普段触れることのできない本物の資料に触れられる貴重な機会となりました。国文学研究資料館の皆様、ありがとうございました。
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