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2025年8月16日(土)、小平市でブルーベリー栽培を行っているボランティア農家を訪問し、働き方を考えた農業のあり方の話やブルーベリーを栽培することになったきっかけなどをお話しいただきました。また、旬のブルーベリーを摘み取りながら甘いブルーベリーとそうでないブルーベリーの特徴の違いを探究しながら収穫体験をさせていただきました。
ブルーベリーは1968年に東京農工大学の岩垣教授が、アメリカから日本の気候に適したブルーベリーを取り寄せ、小平市で栽培されたのが始まりとされています。ブルーベリーに適した土壌づくりや育てる際の注意点、広大な畑の維持管理の仕方をお話しいただきました。木の剪定はほとんど行わず、鶏糞を肥料としマルチを使わない農法を知り、生徒は無農薬で自然のままに育てたブルーベリーを沢山収穫させてもらいました。
生徒たちのなかには摘み取るブルーベリーの甘みの違いの探究として、日あたりの有無、高低差、表面側と奥側、色合い、大きさなど様々な観点で食べ比べ、調査していました。生徒は摘み取ったブルーベリーを家庭でジャムやアイスにすると楽しみにしています。
生徒の感想(一部)
・自然の中で新鮮な果実を自分の手で摘む楽しさを味わえました。 甘いブルーベリーがとれる場所です。 はじめに木村さんが「標高が高いところでとれるものが多い」とおっしゃっていたので 日が当たるような所が向いている(木の外側、木の上側)かと思ったが、 実際に摘み取りながら食べてみたら僕は、 日の当たらないところ(木の内側、木の下側)が一番甘く感じたのが印象に残った。
・どこがおいしいのかを自由に食べながら考えられる機会はほとんどないのでとても貴重な体験となった。個人的には赤くて酸っぱいのも嫌いじゃなかった。八十歳をこえるご高齢であるが、国分寺発のブルーベリーを野生のまま育てている木村さんはとてもチャレンジングだと思った。
・私がいわゆる「果物狩り」をするのは、今回が人生2度目で9年ぶりなので、かなり新鮮な気持ちでブルーベリーを収穫することが出来た。特に印象的だったのは、一見すっぱそうに見える黄色や赤い実も、いざ食べてみると甘さを感じられることである。私の口が酸っぱさに極度に慣れているだけなのかもしれないが、これは自分の予想に反していたので驚嘆した。
・ブルーベリーのように、自宅の家庭菜園などで比較的育てやすい作物を今回のように若い世代の人に来てもらい実際に収穫して体験してもらう、という取り組みはとても良いのではないかと考えた。この経験を通して楽しいと思ってもらうことで週末農業や家庭菜園など、趣味としても若い世代へ農業が引き継いでいかれるといいな、と思った。
・ブルーベリーは外国から株を輸入し数十年前に小平市の特産品となった。また、今回のように来てもらい収穫してもらうことで収益を得ているため、地産地消に繋がっていることが分かった。 しかし、跡取りがいないことで耕作放棄地が増えていたりしている。持続可能にするためには、地域などでブルーベリーに関する興味を持ってもらうことが重要だと思う。