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本日、3・4・5年生を対象に「命の大切さを学ぶ授業」を実施しました。講師としてお迎えしたのは、犯罪被害者である佐藤咲子さん。ご自身の壮絶な体験を通して、「自分が他者の命を大切にすること」の意味について、深く考えさせられるお話をいただきました。
講演の中で、佐藤さんは「泣くことしかできなかった」と語り、その姿に胸を打たれた生徒も多くいました。また、「泣くこともできなかったお兄さん」の存在に触れ、命の重み、そしてその喪失がもたらす痛みを、言葉だけでなく心で受け止める時間となりました。
講演後、代表生徒からの謝辞に対し、佐藤さんは「懸命に聞いてくれたことが何より嬉しい。このような生徒に育ててくださった保護者の皆様、そして日々寄り添ってくださる先生方に心から感謝します」と温かい言葉をくださいました。
命について考えることは、自分自身の生き方を見つめ直すきっかけにもなります。今日の学びが、生徒たちの今後の人生において、他者を思いやる力となることを願っています。