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本校では、各クラスから2名ずつ「進路委員」を選出し、学年全体の学習や進路意識を高めるリーダーとして活躍してもらっています。今回、6学年の進路委員が中心となり、4月・5月に実施されたベネッセ記述模試および共通テスト模試の結果を分析する取り組みを行いました。
生徒たちは、国語・数学・英語の3教科に分かれてグループを編成し、それぞれの教科担当教員の助言を受けながら、小問ごとの正答率や誤答の傾向を詳細に検討。どの問題でつまずいているのか、どのような学習が必要なのかについて、真剣な議論が交わされます。
分析内容は、後日行われた学年進路集会にて、進路委員から全体に向けて発表されました。発表を聞いた生徒たちは、自分の学習と照らし合わせながら熱心にメモを取り、今後の学習のヒントを得ていたようです。
受験を「誰かにやらされるもの」ではなく、「自分たちでつかみとるもの」として捉えていく――そんな学びの主体性が感じられる、意義深い時間になりました。