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2025/07/29 南多摩トピック
第49回 全国高等学校総合文化祭 かがわ総文祭2025 ~本校生徒、百人一首部門と太鼓部門に出場~
第49回全国高等学校総合文化祭 かがわ総文祭2025 において、本校の生徒が、「小倉百人一首かるた部門」と「郷土芸能部門」に出場し、素晴らしい活躍を見せてくれました。
「小倉百人一首かるた部門」は、高松総合体育館の畳が敷き詰められた厳かな会場で実施され、まさに“競技かるた”の真剣勝負の舞台となっていました。東京都チームの副将として出場した島田さんは、一試合約2時間にも及ぶ長丁場の中、途切れることのない集中力を発揮し、見事な健闘を見せてくれました。「上の句」が詠み始められた瞬間に響く“シューッ!”という音は、気迫そのもので、会場の観客を圧倒する場面が何度もありました。東京都チームは順調に勝ち進み、その奮闘が高松の地にしっかりと刻まれました。
一方、「郷土芸能部門」は、綾歌総合文化会館アイレックスで開催されました。南多摩太鼓部の演奏は、一打一打が会場に響き渡り、心を打つ感動のひとときでした。随所に工夫が凝らされた演目は、強弱、動と静といった多彩な表現が織り込まれ、「次は何が来るのだろう」と期待が高まる構成でした。まさに南多摩の“心・知・体”が一つに融合した演奏であり、その力強く美しい響きを、全国へ届けることができたのではないでしょうか。
舞台の裏となる学校では、5・6年生が四国に遠征に行っている期間、1〜4年生が廊下や教室で練習に励む姿がありました。四国で先輩が懸命に演奏している間、同じ志を持つ後輩たちが努力を重ねていたことも、本校の団結力を物語っています。
今回の総文祭での活躍は、生徒一人ひとりの努力と情熱の結晶です。そして、その陰には、多くの保護者、先輩方、そして指導に当たってくださった先生方の温かい支えがありました。心より感謝申し上げます。
全国の舞台で輝いた経験を、これからの学校生活等への大きな一歩としてくれることでしょう。本校生徒のさらなる飛躍に、どうぞご期待ください。