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2025年6月15日(日)、東京都檜原村で、他校と合同でのフィールドワーク活動(3回目)を行いました。
この活動は「衣食住」をキーワードに現代生活の当たり前を見つめ直し、参加生徒、教員、檜原村のスタッフが活動と対話を通して、持続可能な社会づくりとは何かを考えていくプロジェクトです。今回の活動は南多摩中等教育学校が担当して、コンテンツを組み立てて、生徒6名が中心となって実施しました。新渡戸文化学園の中学生の生徒さんと保護者の方々、檜原村の小学生、フジの森のスタッフ、大学生、教員での活動になりました。
テーマは「檜原で俳句を詠もう」で、檜原村のフジの森をフィールドとして、山や川に分かれて写真を撮り、その情景を俳句に詠むという活動でした。雨が降った後の檜原村は、川霧や湿った土の様子など、俳句のタネになるものがたくさんありました。生徒は思い思いに写真を撮り、歳時記を繰りながら作句しました。
お昼は飯盒炊爨でお米を炊き、生徒も協力してカレーを作りました。
午後はオンラインホワイトボードを活用して、他校と合同で句会を行いました。雨が降った後の檜原村を俳句の形で表現しようとする生徒たちの姿が印象的でした。
事前の説明資料やプリントなど、生徒が中心となって行った活動は今回が初めてでしたが、生徒も大人も普段と違った視点で檜原村の自然をみることのできる、大変有意義な時間になりました。
生徒の感想(一部)
・他校の生徒だけでなく、檜原村の方や大学生の先輩とも交流できたし、俳句の写真撮りに行くときも、自然と触れ合うことができて楽しかった。
・今回の俳句作りは授業でもやったことがあったので、その時と比べて上達を感じられてよかった。色々なところで写真を撮るというのもとても楽しかった。またやりたいなと思った!
・(イベントの進行を経験して、)原稿をそのまま読むのではなく、その時の雰囲気をみて大事なところを伝えることが大切だと感じた。