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2025年3月22日(土)、今年度1年間のフィールドワーク活動のまとめである「第14回 成果発表会」を実施しました。今年は昨年度より多い、1088名の方々が来場されました。
本校では「フィールドワーク」と呼んでいる探究学習を1年生から5年生で実施しています。前期生の1年生から3年生はグループで、後期生の4年と5年は個人での研究です。
発表会当日は、1年生から3年生が教室で1年間の調査のまとめをグループごとに発表しました。3年生の「科学的検証活動」の発表では、実験の結果を写真やグラフ、仮説検定の考え方などを用いながらパワーポイントのスライドで説明しました。1年生の「地域調査」や2年生の「モノ語り」の調査活動やインタビューでお世話になった自治体や企業の方々がお越し下さり、探究の成果をお見せすることができました。
4年生と5年生は、小ホールと体育館に分かれ、個人での研究の成果をポスターセッションで来場者に発表しました。ずらりとポスターが並んだ景色は壮観です。発表では、来場者や生徒たちから様々な質問を受けていました。ここでいただいた意見をもとに4年生は研究を深め、研究開発型大学への進学に備え5年生での4000字の論文を作成します。
今年は都内の公立・私立高校3校の生徒さんに発表に来ていただき、良い刺激を受けることができました。
閉会式では、継続して本校のフィールドワーク活動に指導・助言をしていただいている東京都立大学の河西奈保子教授からご講評いただきました。
たくさんの保護者の皆様、一般の方が来てくださり、多くの助言・講評をいただきました。次年度は生徒・教員ともにさらに探究の質を向上させていきます。ご来場の皆さま、お越しいただきありがとうございました。