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東京都立南多摩中等教育学校

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2024/12/24 フィールドワーク

都立多摩科学技術高校訪問と部活動交流

2024年12月9日(月)、小金井市にある東京都立多摩科学技術高等学校で本校前期・後期科学部の部員が学校見学と部活動交流を行いました。多摩科学技術高校はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されており、「未来の研究者・科学者」の育成を目標に、本校と同様に「探究活動」に非常に力を入れている学校です。

今回は科学研究部の部員と発表交換会を行い活動場所を案内してもらいました。高校1,2年生の生徒さんたちの粘り強くデータをまとめた研究や、研究に対する熱意、今後の具体的な展望などに、本校の生徒はとても刺激を受けました。校内見学では、工夫を凝らした飼育設備や様々な活動場所で採集してきた生き物の数々、成分分析機器や電子顕微鏡など多様な実験設備を見学させてもらいました。

校外に飛び出して探究活動に励む他校の同年代の仲間たちと協働し、研究を深めあう活動をこれからも進めていきたいと思います。

参加生徒の感想(一部)

・自分が元々好きだったものをベースに研究をしていたので、発表を聞いていてとても面白く、分かりやすかった。 特に、セミの分布は私たちが普段生活しているとあまり気にならないが実際に調べてみるとはっきりとした違いがあったのでとても驚いた。

・学校名に「科学技術」と入っているだけあって学校の設備はもちろん生徒たちが研究熱心で仲間と協力、あるいは一人で目標に向かっている姿を見て今の自分にはまだあまり備わっていないものがあると感じた。さらに生徒たちの質問が他人の調べたこと、研究したことを自分のことに生かそうという姿勢はすごいと思った。

・研究を行う上で条件をあやふやにせずしっかりと提示し、考察までつなげている徹底ぶりがとても印象に残りました。私は研究を行う時に、研究を行ったときの状況などは記録せず結果だけに目を向けていたと気が付き、今後改善すべきだと思いました。

・生物室はとにかく生き物の種類が多く見ていて飽きなかった。さらにいろいろな形、大きさの飼育ケースがあり生き物たちが暮らしやすそうだった。ET室は知らない器具はもちろんだが説明されても難しくて理解が追い付かないような器具がたくさんあった。

・多摩科学技術高校のように定期的に浅川に行き、外来種の分布やその他種類や個体数の推移を調査したい。

・人手が必要な川の個体数調査などを手伝うというよりも共同研究のような形にして実現させてみたい。

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