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本校は東京グローバル人材育成指針に基づく、東京都におけるグローバル人材育成に係る取組の充実を図るための「Global Education Network 20」に指定されています。
今回はその指定校の取り組みの一環として、高尾ビジターセンター協力のもと、高尾山に訪れる外国人観光客向けの英語ガイドを行いました。先月、下見や事前学習として高尾ビジターセンターの自然解説員の案内のもと、この時期における高尾山の見どころ、生息してるムササビに関するガイドウォークを体験した経験を活かし、生徒たちは台本チームと工作チームに分かれ準備を進めました。
ムササビを模したキャップやムササビ紹介ガイドとしてのビブスを制作準備しました。スケッチブックに様々な情報・写真を掲載し、JETプログラム(語学指導等を行う外国青年招致事業)で来ている外国人講師の方の協力のもと、校内で事前練習もしました。
紅葉が進む高尾山はビジターセンターの方のお話では最も人が集まる時期で、外国人観光客をはじめたくさんの登山者がいました。最初はなかなか勇気を出して声がけできず、コミュニケーションを取る難しさを感じていましたが、後半では自分たちから積極的に声をかけ、笑顔で観光ガイドを果たしました。センター内での事後の振り返りでは、多くの生徒が思いが伝わることの喜びを挙げていました。ビジターセンターのスタッフの方と来年以降もこの活動を継続して行い、高尾山という場所を活用し外国の方々と触れ合う機会を作っていきたいと約束しました。
参加者の感想(一部)
・前回の下見よりも人がずっと多くて驚いた。紅葉を紹介できて、気候もいいのでこの時期がベストだと思った。
・自分たちが戸惑っていると相手も困惑しちゃうから笑顔で話すと良いと思った。スケッチブックを持つ人と読む人を分けた方がよく、歩いてる人よりも食べてる人や頂上に来て景色を見ている人へ声掛けすると良いと思った。
・見てくれている人に話しかけたほうが反応してくれた。実物を出すことは大切。読むのではなく、相手の目を見て笑顔で話すことを意識した。
・やはり目を引く格好、何か実物を用意すること、回りくどい話はせずに伝えたいことのポイントをまとめて質問を予測することが大切だと感じた。
・話しかける際の第一声をしっかり決めていなかったので、次回は話しかける際は「Would you like to learn about Japanese Giant flying squirrel?」とはじめから決めておけばより良くなると思いました。