女子生徒による科学研究発表交流会　全国大会

11月10日(日)、「集まれ！理系女子　第16回女子生徒による科学研究発表交流会（全国大会）」が東京都立大学南大沢キャンパスで開催されました。本校からは5年生2名が参加しました。

この発表交流会は、日ごろから各校で進めている課題研究の成果をもとに交流を行うことで、理系に進みたいと考える女子生徒のネットワークを拡げ、女子生徒の理系進学支援を行うことを目的としています。女子中高生による課題研究発表に加え、女子大学生・大学院生による研究発表や大学と連携した女性研究者による講演会、参加したの女子中高生間での交流などが行われました。数学・物理・化学・生物・地学・情報の分野に分かれてポスターセッションを行いました。

本校の生徒は、生物部門「生分解性プラスチックの用途拡大に向けた課題の明確化」と、生物部門「植物に音を聴かせると良く育つというのは本当なのか」で出場しました。

ポスターセッション後には、参加生徒の交流が行われ、研究方法や課題を共有することができました。お互いに親睦を深めることができ、今後につながる有意義な時間となりました。

〈参加した生徒の感想〉

・何度も発表をしてたくさんの質問をいただけたので、どこが理解されにくいのかを知れる良い経験になりました。他の方のポスター発表を聞いて、わかりやすい説明の仕方や新たな視点を得ることができました。他校の先生方に今まで考えたことがなかった研究方法を教えていただけたので、より定量的な結果を得るためにはどのような工夫が必要なのかを意識したいと思えました。また、講演会でさまざまなジャンルの研究をされている方の話を聞いてもっと他の分野にも触れてみたいと思いました。

・色んな人に発表を聞いてもらえて嬉しかったです。指摘してもらえたところを改善したり、発表が長い分わかりやすい説明を心がけたりしたいと思いました。自分の知らない分野の発表を聞けて興味の幅が広がりました。また、他県の子ともお話しできて楽しかったです。多角的な視点から研究対象の調査を行えている研究は説得力があったため、私も研究の時にそのことを活かしたいと思いました。