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2024年11月15日(日)、今年度最後の檜原村フィールドワーク活動が教育の森で行われました。檜原村は紅葉シーズンを迎え、交通機関は少し混雑していましたが、車窓から見える色鮮やかな紅葉風景に感動しながらバスに揺られ現地に到着しました。
午前中のワークは継続して取り組んでいる檜原図鑑づくりです。自然の中にある気になるものを撮影し、観察しながら書籍やインターネットを使って調べ、その生態を明らかにしformに投稿することで図鑑にまとめていく活動です。今回は山道を歩く中、キノコや苔類、巨大な倒木など、それぞれが気になったものを調べて投稿しました。この図鑑作りは来年3月まで続く予定です。
昼食のカレーを挟み、後半は次年度の取り組みについて考えることになりました。今回初めて参加した「MIRA-GE」の大学生にもこの話し合いに参加してもらいました。まずは今までの檜原村での体験で楽しかったことを書き出し、次に今現地で困っていること、または問題点をこの活動に携わっている現地の方々からお聞きして書き出しました。そして、これから私たちが取り組みたいと思うことを書き出して全体像を可視化し、その重なりから新しいプロジェクトを考えてみました。大学生の参加で、新しい視点やアイディアが取り込まれ、これからが一層楽しみな企画が提案されました。引き続き実現性を考慮し、新しい活動をつくっていきたいと思います。
帰りのバス停では、100匹以上のてんとう虫の大群に出会いました。調べてくれた人によると、それは越冬のための行動だそうです。紅葉の深まる檜原村には静かに冬が近づいているようでした。