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2024年10月26日(土)、未来共創に向けた多世代型ワークショップ(MIRA-GE)に中等3,4年の5名の生徒が参加しました。このイベントは本校が助成を受けている三菱みらい育成財団の交流会にて関わった株式会社リンクアンドモチベーションが中心となって企画されたものです。
今回は来年開催される大阪万博でパピリオン出展を予定しているPanasonicの未来の技術を特別に紹介してもらいました。先進的な技術の中に自然との共生、地球課題の解決のヒントが含まれた技術に、参加者からも喝采が起こりました。
その後、その技術を活用して2050年にどのような未来を構想していくか、実現に向けた課題(壁)は何か、どうしていくことで望むべき未来を築くことができるのか、多世代(今回は中学生、高校生、大学生、企業社会人(社会人)、教員(社会人))で各々が望む未来望まない未来は何か、それぞれの考えや想を話し合いました。
それぞれの世代や育ってきた環境、時代で多様な考えや価値観に触れ、生徒含めた参加者全員がその違いや共通項を確認し、互いの意見を尊重することの大切さを共有しました。
参加者の感想(一部)
・多世代、他視点の集まる場所は大人が学生の興味を引く方法をより身近に理解したり学生がこれからの進路や未来に対する解像度を上げるいい場所になると思った。次回の日比谷高校でのミラッジも参加したい。
・望むミライと、それを実現するための方法を話し合ったときに、初めて現在の地球の課題について自分の頭で考えたことで、これまでは単なる知識だったものが、より身近に思えた。
・今回のワークショップで、議論して様々な価値観を知る事の楽しさ、大切さを学びました。こうして様々な価値観を知ることで、みんなが住みやすい社会とはどんなものなのかを考えられました。
・世代が違うだけでなく、出身地も違うのでより多様な視点から話し合いが進んだ。積極的に意見を引き出す質問をしてサポートしてもらった。
・ガラスみたいにソーラーパネルを作れるようになるっていうことを聞いてとても驚いた。景観を損なわずにソーラーパネルを置けるので、太陽光発電の発電量を増やすことができるんじゃないかと思った。
・未来の技術をより身近なところに活用したり、研究段階からワークショップなどよりローカルな視点から触れ合って貰ったりすることが多くの人の潜在意識にすり込んだりより自分事として日常に落とし込んでいくことにつながるのかなと思った。