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東京都立南多摩中等教育学校

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2024/09/17 フィールドワーク

Cross the Border講演会(3)「卒業生からの学び」

2024年9月11日(水)、Cross the Border講演会第3弾「卒業生からの学び」が行われました。今回は本校の3期から6期までの卒業生で、現在学部4年や修士・博士課程に在籍している学生8名を招き、1名に対して本校4年生が十数名の車座形式で、高校や大学で学んだこと、進路を決めたきっかけや大学院での研究内容など、それぞれの学びについてお話してもらいました。一人の卒業生に対して生徒一人一人が質問を付箋に記入し投げかけることで、近い距離で聞きたいことに応えていただきました。3回のセッション後は個人の振り返りの時間でしたが、20人以上の生徒が廊下にいる卒業生たちのもとに集い、大学や研究、勉強や将来のことを聞いていました。

本校の4年生は、1人1テーマで個人研究LWP(ライフワークプロジェクト)を行っています。今回、卒業生には高校時代の探究の経験を話してもらいました。4年生は探究活動を始めたばかりの現在の自分と照らし合わせることを通し、探究の目指すところをイメージし、自身のLWPを通して大学で学ぶということについて考えを深めました。

生徒の感想(一部)

・いずれのOBOGの方も明確に自分の好きなものを持っていて、それを研究の主軸としているのだなと思った。また、読みたい論文が英語で執筆されているために英語力が必要になるという話を聞き、昨今の一般社会における英語の重要性を再認識させられた。

・大学の修士や博士に進んでいる方の話だったから大学の研究をすごく楽しそうにお話していて、自分の好きなジャンルに進むのがやはり大切なのだと思った。

・大学院のメリットデメリットも知ることができた。ライフワークの授業での研究の考え方は大学と大学院での研究に活かすことができると全員が言っていたため、研究の仕方をしっかり学びたいと思った。

・先輩たちの今の研究に至るまでの経緯などを聞いて、進路やLWPに対する視野が少し広まったと思う。また、上手い発表の仕方や論文の書き方などは、探究の授業で身につけて将来に役立てられると分かった。

・いろいろなことに挑戦することが大切だと思った。まだ私は進路を考えるべきだけど決める学年ではないし、大学に入ってからでもいろんな道があるから、視点を狭く定めずに広く自分がやりたい!と思ったことに正直になれたらよりいいなと感じた。

・大学の研究は、その分野のプロフェッショナルと充実した環境ですることができることを感じることができた。

・自分が目指している学部と同じOGの方がいたため学部内でどのようなことをしているのかパンフレットなどではなくその方の経験を詳しく聞くことができて良かった。また、大学の選び方が迷走していたところがあったためそこについても話を聞けて良かった。

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