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2024年3月22日(金)、高尾駅から徒歩10分ほどのところにある森林総合研究所・森の科学館に中等2,4年生で訪問しました。今回は高尾ビジターセンターなどでインタープリターとして働く村上さんに案内をしていただきました。前半は森林総合研究所の敷地内を散策しながら、葉っぱを使ったレクリエーションを通して森の多様性の豊かさを学びました。途中にムササビの巣や食痕を見つけ、大きな木があることの重要性、歴史的に生態系が自然に近い形で保存されている地域特性、森の豊かさを維持することの重要性を学びました。途中、アナグマについて動画資料を見ながらその生態について確認しました。タヌキと見間違えるその姿と愛くるしい様子に生徒は釘付けでした。森の科学館では全国の数十種あるサクラのアクリル標本や多様な木材、人との関わり、林業や産業利用など様々な展示を楽しみました。木の実のお土産もご厚意で頂き、学びの深い一日になりました。
生徒の感想
・高尾駅から10分歩いたところにアナグマやムササビが住めるところがあるというのを知り驚いた。お気に入りの葉を見つけるときに葉の色や形状が様々で森林の面白さを感じることができた。科学館で竹から消毒液を作る研究のパネルや木からお酒を作るパネルを見てFWの題材になりそうだと思った。
・木の実や落ち葉などを注意深く見ることによって、どのような生物がいるのか分かったり季節の移り変わりを感じることができた。
・ムササビやたぬきなどの固有種が駅近にあることにとても驚いた。ムササビ可愛い。桜の開花時期にもう一度行きたいと思った。