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東京都立南多摩中等教育学校

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2023/11/20 フィールドワーク

SDGs企業研修(ご当地タニタごはんコンテスト一般審査員参加)

2023年11月19日(日)、渋谷区にある服部栄養専門学校で催された、ご当地タニタごはんコンテストにおいて、一般審査員として有志団体SDGsミーティングの5名の生徒が参加しました。こちらは独立行政法人環境再生保全機構の高校生SDGs企業研修の一環で、「健康をはかる」で有名な株式会社タニタ主催のコンテストに一般審査員として参加しました。

今回は「ヘルシー郷土料理で健康まちおこし」をテーマに100を超える団体の中から、書類審査で選ばれた全国15チームによるコンテストが行われました。参加生徒は審査員として各団体のプレゼンテーションを聞き、15食すべてを試食し審査しました。昔ながらの郷土料理は保存を良くするために塩分を多く使っており、味が濃いtという特徴があります。それを健康の観点で現代風にアレンジを加え、地域の特産品として広く認知・普及させるとともに、地域活性化に結びつけることを目指しています。参加団体の中にはレストランのシェフ、料理の専門学校生、自治体や病院勤めの方のほか、ファミリーで参加される方々もいましたが、どれも創意工夫を凝らした郷土料理が提案されていました。

審査項目のなかには郷土料理への理解度や味のバランス、工夫などもあり、南多摩の生徒は一般審査員として高校生ならではの感覚で評価・講評しました。料理を味わうだけでなく、その背景を知り、それを残したい伝えたいという思いで努力している方々を文字どおり目の当たりにし、その思いとSDGsの理念を噛みしめ職務を全うしました。生徒にはまたとない貴重な経験となりました。

 

生徒の感想の一部

・どれも健康的な基準を満たすために代用品を使ったり、塩分を感じやすいように冷ますなど様々な工夫がされていてすごいと思いました。素材が御当地のものもあれば、作り方に郷土料理を取り入れているものがあり多様にアレンジされているところが試食していて楽しかったです。

・今まで郷土料理が SDGs に良い理由をあまり把握していなかったが、今回のプレゼンを通して郷土料理の発展は地域の活性化や、その地域での循環した経済を作れると知ることができた。同じ料理、同じ地域でもそれぞれの参加者の食材に対するアプローチが個性的で面白かった。

・自分たちでコンテストに参加してさまざまな評価をもらう場面は今までも沢山ありましたが、自分が評価をする側になるのは初めてだったのでとても面白く、貴重な経験になりました。それと同時に全国から本当に長い時間をかけて料理やプレゼンテーションを作り上げてきた参加者の方々に評価を下すのはとても緊張したし、責任感を感じました。

・コンテストの審査という今まで経験したことのない、貴重な経験をさせてもらえて、嬉しかったです。実際にSDGs に関わっている人のお話を聞けて改めて、自分たちが関わっている身近なところにも様々な問題があると言うことを認識できました。

・おばあちゃんがよくきりたんぽの鍋を作ってくれてきりたんぽが好きだったのできりたんぽが出てきて嬉しかったです。アレンジを真似してみたいです。

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