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今年度も、「分野別大学模擬授業」を実施しました。筑波大学、東京農工大学、東京工業大学、東京大学、電気通信大学、東京学芸大学、東京外国語大学、埼玉大学、横浜国立大学の先生方にお越しいただき、医学、農学、理学、工学、情報工学、教育学、心理学、国際、経済学経営学、人文学社会学の10分野について最新のテーマに関する講義を行っていただきました。生徒たちの感想をご紹介します。
【生徒の感想】
- 自分たちが多少は難しいと感じている化学は本当に基礎の基礎で、こんなんで音を上げていけるようじゃ将来化学系で頑張っていくのは難しいと思った。 講義内容が難しかったが、本当にすごかったし、感動する内容だった。やっぱり自分は化学が好きなんだなと思った。 奥深さを改めて知ることができてよかったと思う。(4年)
- 一つの物理現象について調べるだけでも、物質の構造を見るという面で化学を使い、計算するところで数学を使うなど、いろんな分野を混ぜて考察するところが面白いと思った。正直、講義内容を完全に理解したとは言い難いが、なんとなくの意味はわかったし、話の流れもわかった。それが大学の授業なんだと勉強になった。(4年)
- 数学がすべての根幹となっていることがわかった。これからは大学以降の視点を持って数学を学んでいきたい。(4年)
- 現在の勉強を理解して自分で使えるようにならないと大学では勉強ができないため、受験に特化した勉強ではなく、理解を深め自分の知識としてなるような勉強をしなければいけないと思った。(4年)
- 最近、本当に医学の道に進みたいのか悩んでいたが、今日の講義を受けて自分はやっぱり医学に進みたいんだなと実感することができた。また、同じ医学を選択していた5年生の先輩方が、自分の進路について明確で大きな目標を持っていたのでそれも刺激になった。(4年)
- 講義が面白かった。この学部学科ならどういう進路に行くかという想像はある程度はしていたが、そこからは想像がつかないような進路もあることを知った。これは今日の植物病理学だけではなく多くの学問で起こることなんだと思った。(5年)
- 自分が美術史や宗教の話にはとても興味があることが分かった。また、世界史で学んだことを生かせているようで学びがいがあった。自分が学びたい分野と被る部分が多かったので、学んだことを使える機会が多くあることを実感し、世界史や古文など自分が学んでいくべき教科への意欲が沸いた。(5年)
- 同じ農学部でも研究できる分野が大学ごとに違うということを知ったので、自分がより興味を持てる研究分野がある大学を探してみようと思った。(5年)
- 建築や美術、戦争、食文化など多岐にわたる分野に宗教が絡んでいた。また、先生が研究分野の権威に「アジア人にキリスト教文化は理解できないだろう」と言われた経験があるという話は、将来自分が研究する中で直面する試練でもあるかもしれないと思えた。(5年)