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2023/09/07 南多摩トピック
「WWL高校生国際平和会議」のパネリストとして参加してきました。(グローバル問題研究会)
7月28日(金)、本校の生徒有志団体であるグローバル問題研究会に所属する生徒2名が、長崎東高等学校主催の「WWL高校生国際平和会議」に参加してきました。ハワイ、オランダ、ウクライナ、中国、長崎、広島、沖縄、大阪等から高校生が集い、SDGsを基盤とした世界課題についてパネルディスカッションを行うとともに、高校生が多言語で作成した「高校生平和共同宣言」が発表されました。生徒たちの心の込めた発表に、会場は感動の拍手に包まれていました。また、国連事務次長や国際医療団体NPO法人の医師による基調講演は、高度で深い学びを得る貴重な機会となりました。
パネルディスカッションでは、パネリスト以外の参観生徒からも多くの質問や意見があり、会場全体が「問い」について思考し、表現する、まさに探究的な学びの場が実現していました。また会議に先立って行われた平和フィールドワークでは、長崎平和記念公園や原爆資料館をボランティアガイドの案内で見学し、参加校の生徒同士でグループに分かれて「平和」について話し合う機会もありました。
参加した本校生徒からは、「今回の長崎は、私にとって主に『平和』『平等』そして『信仰』について考えさせるものとなりました。長崎で感じた『平和』への思いや、人間の強さ。そしてこのような機会を得られたことへの感謝を忘れずに、これからの学習や活動、生活に存分に活かしていきたいと思います。」という言葉があり、経験をしっかりと成長につなげる生徒の姿が見られました。
●平和フィールドワークの様子
●高校生国際平和会議の様子