Cross the Border講演会（３）「卒業生からの学び」

2023年9月13日（水）、Cross the Border 講演会第３弾「卒業生からの学び」が行われました。今回は本校の3期と4期の卒業生で、現在修士課程や博士課程に在籍している学生４名を招き、高校や大学で学んだこと、進路を決めたきっかけや大学院での研究内容など、それぞれの学びについて各クラスで対面講演してもらいました。

本校の4年生は、1人1テーマで個人研究LWP（ライフワークプロジェクト）を行っています。今回、卒業生には高校時代の探究の経験を話してもらいました。4年生は探究活動を始めたばかりの現在の自分と照らし合わせることを通し、探究の目指すところをイメージし、自身のLWPを通して大学で学ぶということについて考えを深めました。

生徒の感想の一部

・高2まで文理選択の進路が決まらなかったため、広い分野を学べる学部を選んだと聞いてなるほどと思った。南多摩でのLWPで学んだことが論文や作文で生かされていると聞いて、自分もLWPをきちんと進めようと思った。

・LWPによって一度論文を書いたという経験が自信になると聞いて改めてLWPの大切さを知った。

・私も難民問題に興味があったので、若松さんの話を聞いて、そういうことを専門で勉強する学問がある事を知り調べてみたいと思いました。私たちと同じ４年生からいろいろ考え始めていたり行動していたりして自分ももっと真面目に考えはじめようと思った。

・高校時代に南多摩のボランティアやキャンプなどの取り組みに参加してたくさんの経験を積んでいたことに驚いた。取り組みに積極的に自分から参加するのがかっこいいと思った。

・大学院での環境が今行っているライフワークの本ゼミの環境とかなり近いと感じた。改めて大学での学びをより良くするためにライフワークもよく考えて取り組まなければならないと考えた。

・大学進学は、自分の勝手な固定観念をもって都内だと考えていたが、いろんな道があることを教えてくれた。また、偏差値だけではなく、学ぶ環境やその他の事柄についても考慮して大学を選ぶべきだと感じた。