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この活動は有志団体SDGsミーティングなどのメンバーを含めた、校内の有志生徒20名(中等2~5年)によるプロジェクトです。昨年、檜原村で綿花栽培をした際、土のう袋や培養土の袋を活用したじゃがいも栽培を教わり、本校の日当たりの良い敷地を使ってできないかと検討し、実現しました。
袋ジャガイモは広い敷地がなくてもベランダなどのちょっとしたスペースなどで栽培が可能です。手軽さの一方、農作業として摘心や追肥、土寄せなどの過程も学ぶことができます。今年3月に今回は市販の培養袋を活用し種芋3種(メークイン・男爵・きたあかり)をそれぞれ植え、4月に摘心・追肥・土寄せ、5月6月と水やりや手入れを行い、6月の下旬から7月上旬にかけて収穫しました。
収穫したジャガイモは各家庭で活用してもらい、メンバーどうしで共有したり、今後校内でも掲示します。
生徒の感想(一部)
・あんなに小さい袋でできるのか最初は少し不安に思っていたけれど、簡単に小さい範囲で栽培できることがわかって、家でもやってみたいと思った。
・世話はローテーションで行っていたため、大変さなどはあまりなく、支柱も立てなかったし排水用の穴も開け損ねたのに立派に育ってくれた。流石ジャガイモだと思う。尊敬する。ただ、直植えよりはずっと楽なんだろうなぁと家で一回試みたのですが、、全滅しました。
・まだジャガイモを大きく沢山作る工夫は沢山あると思う。根が今回すごく細かったので太くできれば、しっかりしたジャガイモができると思う。
・お手軽だったというのが1番に浮かんでくる。皆で水やりなどを分担したのはそうだけども、あの袋方式だったら別に広い庭とかがなくても気軽にできるし、便利だなと感じた。じゃがいもの実がナス科だからミニトマトにそっくりというのも学びになった笑。
・想像より多くの量を収穫することができたことが嬉しかった。お店に並んでいる商品に比べて一回りも二回りもサイズが小さかったので、農家の方々と今回行った私達の育て方の違いは何だろうと疑問に思った。家で人参とバター炒めで頂きましたが、いつも食べているものよりも歯ごたえがありシャキシャキしていて美味しかった。
・せっかくたくさん採れたのでガレットにしました!メークインなので形が崩れにくく、綺麗に接着してくれました。ホクホクして、とても瑞々しかったです。チーズのとろとろして濃厚な感じととてもよく合いました。焼き目をつけたところが最高でした。
・土の中を掘って芋を見つけるの初めての体験でとても面白かったです。家で芋を食べるのも、春から育ててきたことを思い出したりして感動しました!