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2023年7月12日(水)は本校前期生のフィールドワークの日となっており、3年生は科学的検証活動(第1回)を行いました。
科学的検証活動とは、「自分達の気になる事柄や身の回りで当たり前だと考えられている事象を再現性のある形で因果関係を明らかにしながら、実際に確かめていく調査や実験等の活動を行うこと」です。
3年生はグループごとに、4月から問い立てやその問いに対する仮説立て、大学の先生をお招きして研究現場の第一線の話を聞き、問いに関連した先行研究調査を進めてきました。本日の検証活動日が自分達で立てた仮説が立証されるのか否かを検証する日となりました。
3年生全28チームごとに問いを立て、それぞれが検証方法を確立して取り組みました。今年は、
「通学路付近で一時停止違反する車の台数の違いはどのくらいあるのか」
「ワイシャツ汚れをいちばん綺麗に落とすにはどうしたら良いのか」
「雨漏りが起きたときに、私たちに何ができるのか」
「相合傘でお互いに濡れないようにするには」
など、それぞれのチームがメンバーの興味関心に基づいたり、日常生活における活用の視点に基づいたりとさまざまな問いに挑戦しています。今後、中間発表や都立大学での発表に向けて分析や情報整理を進め、そこから11月にある2回目の検証活動日に向けて問いについてさらに深掘りを進めていきます。