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令和5年5月31日(水)、Cross the Border講演会第2弾「行政からの学び」が行われました。今回は学校としても様々な場面でつながりがある八王子市役所の6名の方に来ていただき、八王子市の概要、ブランドメッセージ、政策、地域づくりをしていく上での課題などをご講演いただきました。
冒頭にクイズを通して八王子市の概要を知り、八王子市の将来の人口減少予想をもとに起こりうる課題を考えました。八王子市はそのなかでも様々な地域性を有しており、地域の成り立ちや市民の暮らし方などによって、特有の課題があります。その課題解決に向け、より良い地域づくりをしていくためにどうしていけばよいかを考えました。例えば「自助」「互助」「共助」「公助」のうち、「互助」「共助」に注目した地域づくりに着目したり、地域活動の担い手の減少や子どもを産み育てやすい環境をどうつくっていけばよいかを市役所の方に問題提起いただき、高校生の視点や目線で考えました。
講演後のグループワークでは、事前学習で確認した八王子市が掲げる「八王子未来デザイン2040」の37項目について、それぞれが大切にしたい項目に優先順位をつけグループ内協議を行いました。あるクラスでは市役所職員の方々立会いのもと、クラス内で代表者発表を行い、お互いの考えや思いの違いを共有しました。