生物部交流会

2月11日（土）、都立小山台高等学校が主催する生物部交流会に、前期・後期科学部と有志生徒が参加しました。

この交流会は20年以上の歴史があります。昨年はオンライン開催でしたが今年は対面で行うことになりました。国公私立の10校（小山台、上野、南多摩、国分寺、小石川、墨田川、富士、日比谷、筑波大附属駒場、攻玉社※発表順）からの生徒、およそ100名の参加がありました。

前半の活動報告会では、日々の取り組みの紹介と4,5年生で行うLWP（ライフワーク・プロジェクト）の研究成果発表を行いました。昆虫食の研究発表では参加者から飼育方法やデータの取り方について質問が飛び交ったり、アサリの研究発表では見せ方が非常に上手であるという評価を他校の先生からいただいたりしました。

後半の交流会では、6テーマ（哺乳類、昆虫、両生類爬虫類、魚、解剖観察標本、植物）の会場を設置し、参加者が好きな会場に出入りして各テーマに沿った意見交換や交流を行いました。お互いの標本コレクションを実物や写真で見せ合ったり、飼育生物自慢をし合ったり、解剖演示実習や植物トランプゲームなどを行ったりと、多彩な企画がそれぞれの会場で同時進行し、参加した生徒同士の交流が深まりました。貴重な資料や標本作品も展示され、参加した生徒だけでなく引率している先生方も前のめりで見ていました。

南多摩生徒からは「同世代の活動が聞けてとても刺激になった。」「今後は互いの学校どうしで情報交換をしたり、合同で探究活動などを行いたい。」という声があがり、充実した時間を過ごすことができました。