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東京都立南多摩中等教育学校

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2023/02/21 フィールドワーク

令和4年度「高校生によるまちづくり提案発表会」参加

2月12日(日)、八王子市生涯学習センタークリエイトホールにて、八王子市主催の令和4年度「高校生によるまちづくり提案発表会」が開催されました。
 
今年度で3回目となるこの発表会、前年度まではオンラインで行われてきましたが、今年度は初めて対面での発表会になりました。ポスター発表には市内の5つの都立学校(翔陽、八王子北、八王子東、富士森、南多摩中等)と中央大学、多摩大学といった市内の大学を含む16組が参加しました。午後から実施された口頭発表にはポスター発表と同じく市内都立5校から計10組の発表がありました。
 
ポスター発表前半では、4年生が「八王子駅周辺商店街の空きテナント利用について」というテーマで発表をしました。今の社会情勢に合った内容ということもあり、聴衆から具体的な質問が多く寄せられるなど、多くの人から注目されていました。
ポスター発表後半では、1年生の2名が「なぜ車人形が国の文化財に登録されたのか」というテーマで発表を行いました。手作りの車人形の模型を用いて八王子の車人形の歴史とすばらしさについて一生懸命に伝えていました。
 
昼食を挟んで、午後の部は壇上での口頭発表会です。
本校からは、グローバル問題研究会の4年生3名から「政策提言 桑都物語の拡大と活用」が、4年生1名による個人提案「八王子市を情報が得やすい街に」という2つの発表がありました。どちらも今の八王子市が抱える問題点を明らかにし、それぞれの視点から問題を解決するためのユニークな提案でした。「裏高尾の魅力を伝えるための交通網の整理」や「八王子に多く在住している若年層に対する情報伝達方法として有効なアプリ」といった具体的な内容で、聞いていた八王子市役所の担当者からも評価されていました。
 
他校からもそれぞれ良く考えられた様々な提案が行われ、生徒間の情報交換や交流の場としても大変に有意義な発表会でした。
発表会の最後には八王子市長から感謝状の贈呈がありました。
 
市長のあいさつでは、昨年度の「まちづくり提案発表会」で南多摩の生徒から提案された「高校生による小学生への学習支援プロジェクト」が触れられました。発表を聞いて、とても良い提案だと思い、すぐに政策として実現した。実際に活動の様子を見てみると、高校生のお兄さんお姉さんたちから勉強を教えてもらう子供たちのきらきらした眼差しが印象的で、提案のすばらしさを物語っている。参加の皆さんからいただいた提案を実現できるように市役所としても取り組み、一緒に八王子市の将来を考えていきたいと、感謝が伝えられました。
 
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