ニュース
1月21日(土)、公益財団法人トトロふるさと基金さんのご助力のもと、狭山丘陵にあるトトロの森14号地27号地にて森を守る活動を行いました。ここは映画のモデルとなった地域の一つといわれています。
前半の活動では、森の保全活動の一環として落ち葉掃きを行いました。
最初に講師の方から落葉広葉樹の森の落ち葉が農家の堆肥として活用されてきた歴史を聞いて、活動の重要性を学びました。その後、早春に咲く草花のために、林床に光が届くように参加者総出で森の中の落ち葉を取り除きました。作業を進めていくと徐々に森がきれいになり、目に見える活動の成果に達成感を味わいました。
後半は有形文化財として登録されているクロスケの家に移動し、トトロの森を守る活動についての話を聞かせていただきました。たくさんの方からの支援を受けて土地を取得し、ボランティアの方々と協力しながら里山の森を維持されているそうです。今日までになんと60号地まで規模を拡大しているとのこと。生徒からは驚きの声があがりました。
さらにクロスケの家の敷地にある蔵や茶工場も見学しました。当時の匠の技が生かされた道具の工夫からたくさんの学びを得ました。
そして、母屋では待ちに待った出会いもあり、大満足の一日でした。