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9月12日(月)、葛西臨海水族園に職場訪問をしました。
葛西臨海水族園は展示施設としての機能だけでなく、研究調査施設として機能もあります。水族「園」という名前も、館内の展示だけではなく、周囲の環境も一緒に学べる場であるという理念から付けられています。
前半に行われた学芸員によるレクチャーでは、上記のような話のほかに事前に送った質問に答えていただく形で説明をしていただきました。館内で展示している魚は八丈島から輸送してきていることや、飼料代よりも輸送に費用がかかっていること、水槽に入れる魚の組み合わせを工夫していること、魚が死んでしまった時には原因を調査していることなどを教えていただきました。
後半のバックヤード・ツアーでは、葛西臨海水族園最大の水槽である巨大マグロ水槽を見学。圧巻の巨大水槽に設置された海水のろ過装置や水質を24時間体制で管理する様子、病気の魚を隔離する水槽、飼料として調理された餌などを特別に見学させてもらいました。
〇 参加した生徒の感想の一部
・水族園の裏でたくさんの人が関わって魚や海の生き物を管理しているおかげで私たちが楽しく鑑賞できているということを改めて感じた。
・安定供給できる小松菜などを飼料としてあげていることに驚いた。
・毎日水槽を掃除したり、死んでしまった生き物の原因究明をしたり沢山の苦労があることが知れて見方が変わった。
・展示水槽を真上から見る貴重な機会が得られ、講話では水族園の役割を知ることができた。
このように、たくさんの学びが得られたという感想が多かったです。