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7月13日(水)3時限目・4時限目、5年生を対象とした異文化理解交流会、ASEANからの留学生を支援しているAsjaと留学生と本校各クラスを結んでオンラインで開催されました。AsjaはASEAN各国からの留学生の生活や学びを支援している団体です。本来は留学生の方に来校していただく予定でしたが、新型コロナ感染症予防の対策の観点からオンラインの実施となりました。オンラインではありましたが、20名を超える留学生に参加していただきました。
プログラムは本校の学校紹介、Asjaの紹介に続き、オンラインアプリ「Kahoot!」を利用したASEANに関するクイズ大会となりました。本校生徒はアセアンアジア文化センターが発行している、ASEAN諸国を紹介する冊子で事前学習をしてクイズに臨みました。クイズ大会はクラス対抗の形競い、Asja側からの質問にクラス一丸となって回答していました。事前学習の成果があったのか、正答率が高くなっていました。クイズ大会の後は4つのブレイクアウトルームに分かれて、留学生と本校生徒の交流の時間となりました。本校生徒からは、「日本語のむずかしいところ」「日本の夏をどう感じているか」「日本に来て戸惑ったこと」「各国では主要教科のうち、どれが重視されているか」、「日本の大学の評価」などの質問がありました。留学生からも、「日本のお勧めの食べ物」「おすすめの観光地」「学校の部活動について」など様々な質問がありました。留学生は日本語や時に流暢な英語で答えていただきました。どのクラスも大いに盛り上がっていました。交流後は全体でクロージングセッションを行い、今度は対面で交流することを約束し、記念写真を撮って終了しました。
この講演を機会に多様な社会について理解を深め、多角的な視野を養っていって欲しいと思います。
●ブレイクアウトルームに分かれて交流
●本校生徒から質問
<生徒のアンケートより>
【 留学生徒と交流して感じたこと 】
・日本の印象などを他国から見て、客観的に知ることができた。留学生の方々の国ついて知りたくなりました。
・留学生と私たちの感性の違いが、メディアでみるよりはっきりわかり、興味深かった。
・留学生のみなさんは日本語も上手で、私たちとの交流を楽しんでいる感じが伝わってきて嬉しかった
・外国の方には未だに遠い感覚を抱いていたが、話していると同じ人間として生きているのを実感して、とても近しく感じられた。
・留学生のみなさんは本当に自分が興味あることから始めていることがよくわかりました。私も興味を
持ったことは積極的にやっていこうと思いました。
・留学生が日本語で話してくださり、こちらに歩み寄っていただいた印象でした。こちらも英語をもっと話せるようになり、こちらからも近づいていけるようになれたらいいなと感じた。
・海外のことを知る際には、ネットで調べて、その国のことを知ったつもりでいるけど、実際にその国に住んでいる人の話を聞くと全然違うと思った。ネットで見聞きしていることが必ずしも正しいとは限らないと改めて思ったし、実はこんなに感じだということを知ることができ、有意義だった。
【 交流会の全体的な感想 】
・日本のことを客観的に考え、感じることができたのでいい体験だった。
・新しい文化について知ることができた貴重な機会でした。お互いに楽しむことができて、より関心を
もつことができました。
・ASEANについて詳しく調べたことがなかったので、ASEANについて、それぞれの国について
知ることができてよかった。
・留学生の母国の文化や考え方を学べて自分の考えが広がった。コロナがおさまったら外国に行きたい
・留学生と話したことで、ASEANの印象が変わりました。自分が知らないことをたくさん知ることができた。
・今まで積極的に外国人留学生と交流したことはなかったが、今回の交流で留学生たちが日本に好意的な印象をもってくれていることがわかった。このような機会をもっと活かしていきたい。
・とても面白かった。ブレイクアウトルームも個々の学生さんと会話できるという点でとても良かった
・それぞれの国の食べ物、風景とか、普段触れることのない文化を知ることができてとても有意義でしたし、楽しかった。
・文系理系分け隔てなく、学ぶべきだと感じた。