校章

東京都立南多摩中等教育学校

令和5年度 北海道インターハイ報告

2023/08/24

 8月4日(金)~7日(月)にかけて北海道千歳市開基記念武道館にて開催された全国高等学校総合体育大会なぎなた競技大会に6年生1名が個人戦で出場してまいりました。初日の開会式は気温が高く、空調設備のない会場でしたので選手も観客も過酷な状況でした。2日目は団体戦の予選リーグで、同じ東京の代表校の応援や他県の強豪校の試合を食い入るように観戦していました。また、次の日は個人戦の予選リーグになるので、試合に向けて入念に調整をしました。3日目、いよいよ本番となり、3人1グループで総当たりをし、グループ1位が決勝トーナメントへ進む予選リーグを行いました。岐阜県代表と沖縄県代表が同じグループでした。まず初戦は岐阜県代表選手と試合を行い、きれいな小手を取って1本勝ちを収めました。2戦目に沖縄県代表選手と試合を行いました。沖縄県は過去にも優勝実績のある強豪県で今回のインターハイも団体戦優勝、演技競技も優勝と準優勝を納めています。ですが、強豪が相手であっても絶対に勝つという強い気持ちで臨んでいました。3分の試合でも1本が決まらなかったため、2分間の延長戦にもつれ込み、そこでも1本が決まらなかったため判定で勝敗を決めることとなり、惜しくも判定負けで予選リーグ敗退となりました。結果としては、思い描いたようにはなりませんでしたが、1本を取るために6年間積み上げてきたものを出し切ろうと、まっすぐ純粋に薙刀をしているのが伝わって来るような記憶に残る試合でした。

今大会で個人戦出場するにあたって選手の練習相手のために付き添ってもらった6年生の部員がいました。自分自身も出場したかった大会に付き添いで参加するということは、とても複雑な気持であったと思いますが、選手を1番に支えたいという気持ちで快く引き受けてくれたことに感謝が尽きません。選手が試合に全力で取り組めたのも同じ学年の仲間がいてくれたからこそだと思います。

大会期間中は楽しみとして、夕食に北海道名物のスープカレーや味噌ラーメンなどを食べ、北海道を味わいました。

インターハイを区切りに6年生は全員引退となり、今度は大学受験という大きな行事に向かいます。これからは5年生が最高学年として部活動を引っ張っていきます。これからも応援よろしくお願いいたします。

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