６/10個人戦　６/17団体戦と東京武道館で戦ってきました。それぞれ稽古を積んで予選を通過してきた選手たちの熱気のこもる会場に我々も参加できることの喜びと、緊張がこみあげてきました。個人戦は緊張の中で始まり、みな慎重に試合を進め重苦しい雰囲気で、我々の試合の番となりました。しかし部員の中でも人一倍稽古に励んだ成果か、その雰囲気に動じることもなく戦いはじめる。しかし相手は強くなかなか技が出せないなかでも思い切った技を何本か打ち込むも、相手の気迫が勝り２本負けとなりました。

団体戦は先鋒戦から白熱した試合となり、先鋒、次鋒、中堅まで１勝１負１分、副将戦も取られても取り返しの熱のこもった勝負で引き分け。ここまでで勝敗数、本数ともに同じとなる展開となった。みな大将を信じてここまでつなぎ、気合十分で大将戦に！相手選手も手強い選手だったが、覚悟を決めて技を打つこちらが優位に立つがなかなか決めきれず引き分けに。代表戦は予想通り大将の再戦となり、これも延長までもつれこむ。変化のほしいところで、面に対して、よい機会で胴を打ち込み、私は「よし！」と思ったが相手の面が当たってしまったようでその技が一本となりチームの敗退が決まりました。

どちらの大会も一回戦敗退であったが、とにかく気持ちのこもった剣道をこの舞台で披露してくれて充実した気持ちになれました。６年生はこれで引退となり、バトンを受け渡しました。

本当におつかれさまでした！そしてありがとう！

【６年生より】

　約５年間この部活では剣道だけでなく集団の動かし方など多くのことを学ばせて頂きました。一年生のときに自分が憧れた六年生の背中を次は自分が後輩たちに見せられるよう、この一年努めてきました。それが伝わっていたら嬉しいです。

　指導してくださった先生方、先輩方と共に戦ってくれた後輩たちに心の底から感謝しています。ありがとうございます。

　６年間剣道をやめずに続けてきたことは大きな経験になっていると思っています。試合で勝つことはあまりできませんでしたが、実力はかなり身についたと思います。これからも大学などで剣道をやることも考えていきたいと思います。

　指導してくださった先生、先輩方、仲良くしてくれた後輩、そして６年間共に剣道をしてくれた同級生、今までありがとうございます。