恒例の南多摩杯剣道大会が３/２４(金）開催され、ついに１年間の活動を締めくくるときが来ました！１年生が実力をつけているため、今大会では期待を大いに寄せていました。試合に臨む姿勢はとてもよく、思い切った技を仕掛けることができました。結果としては、予選リーグでの敗退となりましたが、今後に向けて、よい経験になったと思います。

　決勝トーナメントは、いつものメンバーが勝ち上がる展開となりましたが、どの対戦も互角の戦いを見せ、白熱した試合でした。一番の盛り上がりは、決勝戦で、５年生のキャプテンの生徒と本校の部活動指導員が対決しました。二人の実力はとびぬけていて、決勝で戦うことにふさわしい選手です。予選リーグでも二人は対戦し、その際は、勢いよく飛び出していけたキャプテンの生徒が見事に勝利をおさめ、その勢いのまま決勝戦もよいムードで試合を展開していきました。惜しい技が何本も出ながら、旗は上がらず延長が続き、休憩が入り、仕切り直しの展開。やはり、キャプテンの生徒の果敢に攻めていく姿勢は素晴らしく、本校部活動指導員を圧倒していきましたが、『ここぞ』という場面を作ることができず苦労していました。本校部活動指導員も、攻め手が見つからないなか、しっかりと展開を把握していたのか、キャプテンの生徒が面に飛び出るところを『この時を待っていたのだ！』と思うほど、見事な返し胴を打ち、文句なしの一本を取り勝負ありとなりました！『ただ一撃にかける』見事な剣道をみて感動しました。

　連覇を逃した生徒は悔しい思いでしょうが、これを励みにさらなる向上をめざしてもらえると嬉しいです。その他の生徒諸君もいろいろ経験を積み、技術のみならず心も鍛えてほしいと思います。自信に満ち溢れた剣道ができるように稽古に励んでください。これからも応援よろしくお願い致します。