第３６回東京都高体連剣道専門部第７支部大会に行って参りました。本大会は８つの支部に分かれている支部ごとの大会で、我々は所属している７支部の大会に参加致しました。

試合は個人、団体ともに出場し、まずは個人戦からの開始となりました。２分１本勝負という、剣道では短く緊張感のあるルールの中で本校５年生の選手が素晴らしい戦いを披露してくれました。序盤、互角の戦いの中でなかなか技が決まらなく延長を繰り返したが、気持ちが途切れることなく果敢に技を出し、勝負どころのさらに仕掛けることの難しい緊迫する場面でも自分から仕掛け、見事な小手を決めてこの戦いを制しました。相手を圧倒する気迫には感動しました。勢いをつけてこの先も危なげなく順当に勝ち上がり、決勝では相手を引き出して見事な面を決めました。本当に技術も心も強くなり、このような賞を頂けてことに感謝いたします。

その他の選手は個人戦で敗退してしまいましたが、この個人優勝の良い雰囲気のまま団体戦が始まりました。一回戦を勝ち上がり、２回戦は先鋒の選手が気迫のある剣道で相手を圧倒しますが惜しくも引き分け、次鋒の選手も続き惜しい技が何本も出るが旗は上がらず引き分けに。良い形で中堅の選手に回ってきますが相手の力が勝り２本負けでしたが、まだまだ流れは悪くなく副将の選手へ。序盤はお互い探り合いのなか、取り返すべく相手に合わせて飛び込んでいき惜しい技が出るも決まらず、徐々に相手にペースをつかまれ２本負け。チームの負けは決定したが、大将の選手が圧巻の剣道で２本勝ちを納め本大会の終了となりました。

試合に臨む気持ち、そして技術ともに良い形で成長しているのを実感し、この悔しさを一か月後の新人戦に向けての力とできるようにこれからも稽古に励んで行きます。今後も応援よろしくお願いします。そして本当に優勝おめでとうございます！